飲料水に違いがあるの?海外と日本の水道水を比較してみた

飲料水に違いがあるの?海外と日本の水道水を比較してみた
東南アジア諸国だけでなく、海外旅行で現地の水道水には気を使う必要があります。

水自体が汚い場合と水自体は汚くないかもしれませんが、水道管が汚れている場合があります。

ちなみに、一流ホテルに宿泊していたとしても歯磨きをする時はもちろん、とにかく口の中に水道水を入れないほうが良いらしい、と聞きますよね。

じゃ、いったいどうしたらいいの?

そこで今回は、世界の飲料水事情を中心に日本の水道水との違いについてまとめてみました。

飲料水に違いがあるの?海外と日本の水道水を比較してみた

 

水道水をそのまま飲める国は日本の他にごくわずかと心得ましょう


水道の蛇口をひねって出てきた水をそのまま飲むことは、私たち日本人にとっては当たり前のことですが、一歩日本の外に出るとそんな国の方が珍しいことに気づくでしょう。

水道水を飲用してもいいのは、日本とドイツ、フィンランド、ニュージーランドくらいです。水道水の質を保つには、まず水そのものの質が良くなければありません。そのため、適度に降雪があり雪解けのきれいな水などが手に入りやすい条件が必要になります。
また、いくらいい水を持っていても水道設備を国土中に広めるには莫大な資金がいります。経済力も必須条件です。

そう考えると、この2つの条件を満たす国がごくわずかなのが分かりますよね。滞在している国が先進国だからといって、安易に水道水を口に含むのは危険です。

 

飲料水には種類があります


例えば、フランスの水道水は飲もうと思えば飲めますが出てくる水の種類が日本とは違うのです。水には「軟水」と「硬水」があります。

日本の水は軟水で、柔らかく飲みやすい、味わって飲むとほのかに甘みを感じるおいしい水です。一方、硬水はその字が表す通り硬いのです。これはマグネシウムなどの成分によるものですが、こういった成分が含まれた水は独特の味があり癖が強いです。

またこういった成分に体が慣れていない人がいきなり硬水を飲むと、下痢などの胃腸障害を起こしてしまいます。
この硬水、日本ではミネラルウォーターとしてフランスの「コントレックス」などが有名ですが、これらは「飲む」ことを前提にきちんと精製された硬水です。が、水道水にはそういった処理が施されていないのでいきなり飲むのはおすすめしません。

ちなみにフランス人も水道水は飲みませんよ。理由は簡単!おいしくないからです。

ちなみに、硬水は洗髪・洗顔には適しません。
生まれた時からその水で暮らしている現地の人ならともかく、日本人がパリを訪れて、髪を洗ったらゴワゴワになってしまい参った・・・という話はよく聞きます。

最後のすすぎだけ、ミネラルウォーターを使用するなどのひと手間が必要です。

 

もちろんレストランでも「水」は出ますが・・・


ヨーロッパの国々のレストランで「ミネラルウォーター」を頼むと、基本的には「炭酸水」が出てきます。これは、水にまつわる食文化の違いです。ヨーロッパでは水は生活のために買うものです。そして、その値段はワインやビールよりも高いのです。結果、食事の際にわざわざ水を飲むことはしません。

そして、食事とともに「飲むための水」は「炭酸水」なのです。なので、レストランで普通の水が欲しければただ「ミネラルウォーター」とオーダーするのではなく「ノン・ガス」の一言を添えなければ炭酸水が出てきてしまいます。
が、「ノン・ガス」のことばを添えても、そんなオーダーをするのは日本人だけなので日本人があまり訪れないレストランでは置いていない確率の方が高いです。

お国が変わると水一杯、注文するのも大変なんですね。

 

水が違うと飲酒運転の基準まで違います


飲み物で一番高いのは水。ワインやビールの方が安上がりである国々は日本と比べて各国とも飲酒運転の基準が非常にゆるーいのです。
例えばイギリスではビール、大ジョッキ2杯までの飲酒なら、その後に車を運転しても罪に問われないそうです。日本では考えられないですね。でも、仕方がありません。

少ないお給料の中から、アルコールよりも水を買うことの方が贅沢な環境なんですから。かと言って、ヨーロッパで羽目を外して飲み過ぎないでくださいね。

二日酔いで水が欲しいと思って、ミネラルウォーターをたくさん買うとお土産代が水で消えてしまいます。

 

 

島でビーチリゾート!ここに水の落とし穴があります


例えばモルディブ諸島などの島に訪れた場合。世界の中でもただでさえ、水道事情の悪い地域なのにさらに島というハンデがつくと水道とは名ばかり。ほとんど水は出ないと思った方がいいでしょう。

飲料水はミネラルウォーターを買えば済みますが、問題はシャワーやトイレです。使いすぎると、途中で止まる・流れないといったトラブルは日常茶飯事です。トイレ用に別に大きなミネラルウォーターを購入しておくことをおすすめします。

 

水道水の基準が州によって違う国があります


アメリカは水道水の基準が世界一厳しいと言われているので、水道水を飲んでも害はありません。しかし、その基準が州ごとに定められているので「味」が違うのです。

例えばラスベガスで飲んだ水はおいしかったのに、ロスアンゼルスで飲んだらまずく感じた・・・同じ国の中なのに、こんなことが起こります。

基本的には硬水ですので、安全ではありますが日本人には合いにくい味です。

 

こんなに気を付けたのにお腹を壊した…人の盲点


海外の水は危ないと聞いていたので、本当に注意していたのにお腹が痛い・・・いったいどうして?この原因として非常に可能性が高いのが「氷」です。当然のことながら氷は水からできています。

いくら自分で水に気をつけていても、氷が水道水を使ったものだったりしたら水道水を飲んでいるのと同じです。特に観光の途中、屋台などで売っているおいしそうな「果物絞りたてジュース」などは細心の注意が必要。

「ノー・アイス」を徹底しましょう。

 

今日のまとめ

飲料水に違いがあるの?海外と日本の水道水を比較してみた

いかがでしたか。日本ほど水事情が恵まれた国は他にはないことが分かって頂けたと思います。水の恵みに感謝して、おいしくお水を頂きましょう!

・ 水道水をそのまま飲める国は日本の他にごくわずかと心得ましょう
・ 水には種類があります
・ もちろんレストランでも「水」は出ますが・・・
・ 水が違うと飲酒運転の基準まで違います
・ 島でビーチリゾート!ここに水の落とし穴があります
・ 水道水の基準が州によって違う国があります
・ こんなに気を付けたのにお腹を壊した…人の盲点