パワハラかも?事例で学ぶ!使ってはいけない不適切な発言

パワハラかも?事例で学ぶ!使ってはいけない不適切な発言
パワハラの定義っていまいち曖昧ですが、管理職のあなたは大丈夫?無意識にパワハラではないけれど不適切な発言をしていませんか?

言葉というのは本当に難しいもので、言った本人に悪気がなくても受け取り手の心情によっては「人を傷つける言動」になってしまいます。しかし、悪意を持って発した言葉でも、受け取り手が気にしなければそれは何ら問題のないことに…。だから、パワハラになる、ならない、の境界って本当に難しい。

同じ日本語を話しているのに、言葉の感じ取り方が違うなんてことは日常茶飯事で、子どものころそれでケンカになったことがある・・という人も多いのでは?
しかし、それがケンカで済んでいた子どものころとは違って、大人になると職場での「パワハラ」として大問題になるのですから、やっかいなことですよね。

でも管理職として、「何も言えない上司」になってしまっては情けないですから、不適切な発言というのはわきまえておく必要がありそう・・・そこで今回は、パワハラとまではいかないかもしれないけど、かなりきわどい「不適切な発言」についてお伝えします。これらの発言を踏まえて、自分が発する言葉に注意していきましょう。

パワハラかも?事例で学ぶ!使ってはいけない不適切な発言

 

相手の容姿に関わる発言


相手の容姿に関わる発言
職場の上司と部下の関係性であれば、コミュニケーションとして仕事以外の話題を持ちかけることも少なくないと思います。逆に、コミュニケーションがゼロの職場は、なんだか冷たい感じがしますよね。

しかし、どんなに良い印象を持っていたとしても、相手の容姿に関わる言葉をかけるのは不適切なんです。パワハラやセクハラの発端になってしまうかも・・・

女性に対して使われる言葉としては、おばさん、チビ、デブ、ブスなどの言葉が挙げられますね。また、男性に対してならハゲとかメタボのような言葉がセクハラの発端になりうる「不適切な発言」に当たります。

仲のいい間柄なら、容認されることも多いこれらの発言は、もちろん違法ではありません。しかし、上司と部下というだけの仲なら、絶対に控えてください。

例えば、「ぽっちゃりしてて可愛いね(^_-)-☆」と褒め言葉の意味で使ったとしても、言われた本人が太っている、痩せたいと思っていれば、それはセクハラ発言になってしまいます。

どんなに言い手が本気で褒めていたとしても、言われた側からすると「不適切な発言」となって、セクハラ扱いになってしまうことだってあるんです。気をつけていきましょう。

 

相手を罵倒するような言葉


相手を罵倒するような言葉
これは、普段生活しているうえで、人に使うべきではない言葉の数々です。

バカ、アホ、マヌケ、ボケなど、暴言ととられることのある言葉は避けましょう。この発言も、すべてがNGというわけではなく、地域柄や相手との仲の良さによって、ツッコミの言葉に変わる場合ももちろんあります。

しかし、会社では上司と部下であり、友達ではありません。フォーマルな関係と捉えて、こういった発言は控えるのがマナーです。

 

「○○のくせに」と卑下する発言


「○○のくせに」と卑下する発言
会社となると、様々な環境で育ったいろんな人が集まっていますよね。

高卒であるとか、中途採用であるなどの学歴などを馬鹿にした発言や、新米のくせに、平社員のくせになど、立場を馬鹿にする発言も不適切です。また、最近はバツイチのくせになど、仕事と全く関係のないプライベートなことを引っ張りだしてくる人もいるんだとか・・・これらに関しては、「悪気がない」という状況がまずありえないので、不適切極まりない発言ですよね。

会社での「仕事を円滑に進めるためのコミュニケーションを図る」という点で、相手を卑下する発言は不適切です。

完全にバカにした表現だと取られてしまいますし、言われてうれしい人はいません。確かに違法ではないかもしれませんが、パワハラと言われてもしようがない言葉ですから、絶対に使ってはいけない発言の一つです。

 

 

「ウチはそういう会社だから」


「ウチはそういう会社だから」
この発言、意外と言ってしまう管理職の方たちも多いのではないかと思います。

言われたことがない人からすると、これのどこがいけないの?と思うかもしれませんね。
しかし、この言葉・・・実際に言われてみると絶大なダメージを与える言葉です。

この言葉を使うときって、部下が上司に何か意見をした時が多いのですが、上司への意見の返答が「ウチはそういう会社だから」・・・これってどう感じますか?
裏を返すと「俺(上司)のいうことを黙って聞いていればいい」という風にとれますよね。

部下が意見するなんてとんでもないというような雰囲気が感じ取れます。勝手なことはするな、やりたくないなら辞めてもらって構わない・・そんな風にも取れる発言です。

社員の自主性を否定するようなこの発言は、管理職としては不適切なんです。言葉だけを聞くと、違法ではないどころか、よく耳にするけど?と思ってしまいがちの言葉だからこそ、気を付けなくてはいけませんね。

 

「俺がやるからいいよ」


「俺がやるからいいよ」
この発言も、違法だなんてとんでもない!むしろ部下に気を遣ってくれる上司なんじゃ・・?と思うかもしれませんね。しかし最近では、上司が部下に仕事を与えないこともパワハラであると話題になっています。

確かに、上司にしかできない仕事はありますが、ある程度の能力のある部下には積極的に仕事を与えることも重要なんですね。

何でもかんでも「俺(私)がやるからいいよ」と発言してしまっては、部下は成長しません。部下の能力を見極めて、今できる仕事を今できる量だけ与える・・それも上司の仕事です。そして、部下が自主的に持ってきた仕事は、任せてみるのもいいかもしれませんね。

 

今日のまとめ

パワハラかも?事例で学ぶ!使ってはいけない不適切な発言

いかがでしたか。意外とたくさん使っている言葉も多かったのではないかと思います。

言葉というのは本当に難しいもので、これだけ例に挙げても仕方がない部分もありますよね。

日本語は特に、ストレートに気持ちを伝える文化ではありませんから、オブラートに包んだ嫌味なんかも増えてきています。

伝えなきゃいけないことはきちんと伝えなくてはいけない、でも言葉が制限されていく一方で委縮してしまう上司も多いはず。会社にそんな上司がいたら、第三者の目で教えてあげてください。

上司もきっと、相手の心に敏感なアラサー女性の助言をありがたく思ってくれることでしょう。そして、不適切な発言を投げかけられた部下へのフォローができる素敵な女性になりたいものですね。

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・ 「○○のくせに」と卑下する発言
・ 「ウチはそういう会社だから」
・ 「俺がやるからいいよ」