退職を伝える前に職場で気を付けなければならない5つのこと

SMAP解散騒動に学ぶ!会社から独立・転職する時のビジネスマナー

SMAP解散・独立のニュースからは多くのことが学べます。新たな出発をするときは、職場の仲間はもちろん会社からも応援がもらえるような行動をしておきたいもの。

そこで今回は、お世話になった会社を辞めて独立または転職するときのビジネスマナーについてお伝えします。

独立や転職をするというのはとても勇気がいるもの。長年お世話になった職場であればなおさらです。しかし、一度会社を辞めると決意したら、潔く前に進みましょう。そのとき、気をつけたいのは周囲への配慮。

「立つ鳥跡を濁さず」ということわざもあるように、引き際は大切です。

退職を伝える前に職場で気を付けなければならない5つのこと

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なぜ転職は計画的に行わなければならないのか


転職は計画的に・・・
SMAP解散騒動は、世間を大いに賑わせました。私も、テレビに釘付けになり、スマホでニュースをチェックしたりしました。

芸能界ではなかなか簡単に独立したりすることは難しいんだな・・・と感じたり。

しかし、転職を考えているアラサー女子にとっては、他人ごととは言えないかもしれません。日本では礼儀というものを重んじる傾向にありますよね。そういう「礼儀」を忘れてしまうような人は社会人としての品格を疑われてしまいます。

転職したいと考えているとき、どうしても新しい仕事、新しい環境にばかり目が行きがちです。私も一度転職しているので、その気持ちはよくわかります。しかし、きちんと順を追って転職を考えていかないと、今いる会社に失礼になってしまいます。だからこそ転職は計画的に行うことがマナーであり一番重要なことです。

ただ単に、今の会社が嫌だからとか、上司が苦手だからというような理由で安易に転職を考えるのは危険です。

アラサーになると色々と周りが見えてきて、新しい仕事について考えることも多くなってきますよね。例えば、「独立して自分の好きなことを仕事にしたい。」「今のスキルを活かして、もっと条件のいい職場へ転職したい。」など・・・

転職したいと思ったら、まずはどんな仕事に就きたいのか、具体的に会社を探してみたり、自分のやりたいことがあるのなら、どんなことを仕事にしたいのかをきちんと紙に書き出してみましょう。

紙に書くことで、気持ちもまとまり、明確になってきます。アラサー女子ともなれば、もういい大人ですから、勢いだけで転職するということだけは避けたいですね。

 

 

会社に転職する旨を伝える目安は一ヶ月前


会社に伝えるのは一ヶ月前が目安です
転職することが決まり、新しい職場が見つかった・・・自分の好きなことを仕事にする!独立することが決まった!など、具体的に転職が決まったら、会社の規則にもあるとは思いますが、大体辞める1ヶ月前までにはきちんと会社に伝えるようにしましょう。

早めに言うと気まずいからとか、噂になって嫌だからといってギリギリに言うという人は社会人失格ですね。そんなことで陰口をたたくような人のことは気にしなくていいんです。あなたは、新しい環境でこれから揉まれていきます、そんなこと気にしている場合じゃないですよ。

しかし、きちんと次のことが決まっていない段階で転職のことを人に話すのはNGです。なんとなく「転職したいな~」くらいに考えているとき、誰かに話してしまって、もしそれが上司の耳に入ったら大変です。

話がこじれて、何も決まっていないのに辞めざるを得なくなってしまったら・・・辛いですよね。きちんと計画的に決めていくことが大切です。

 

 

責任をもって、きちんと引き継ぎをしましょう


責任をもって、きちんと引き継ぎをしましょう
転職する一ヶ月前になって、会社に辞めることを告げたら、今度は今抱えている業務の引き継ぎが待っています。

あなたが今やっている仕事を誰かに引き継ぐ作業はなかなか大変です。私も引き継ぎは本当に大変だった記憶があります。

あなたもそうかもしれませんが、自分がどんな仕事をしているかということはもう目をつむってもわかるけれど、隣の人が、前の席の人が、どんな仕事をしているか完璧に把握していますか?

ほとんどの人が他人の業務内容をきちんと理解していませんよね。いざ、引き継ぐというときに、一から教えないといけないので、かなり大仕事になります。

転職を決めたあたりから、少しずつ自分の仕事の引継ぎリストを作っておくといいですね。私は、新しく入る人に引継ぎをしないといけなかったので、私のやっている仕事のマニュアルを作って渡しました。

事細かに、作業の内容を書いて、それをファイルとして渡したのですがとてもわかりやすいと言われて、喜ばれました。仕事の内容が多い人は、きちんとまとめておくと引継ぎのときに楽ですよ。

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しっかりまとめておいたとしても、引継ぎのときは残業覚悟ですね。相手の方も、もちろん残業して引き継いでくれるわけですから、こちらも誠意を持って対応していきましょう。

 

会社を辞めるからといって投げやりな態度はNG


辞めるからといって投げやりな態度はNG
よく、「もうこの会社辞めるんだから、どうでもいいや~」という態度の人をたまに見かけます。それでなくても、転職すると周りの人が知った時点でなんとなく
「あいつ、どうせ辞めるからって・・・」というように、何かにつけてそういう目で見られてしまうことはあります。

そんなつもりなく接していても、相手が投げやりな態度になることだってあります。それは、仕方のないことなのかもしれません。そういう態度をとる人は、自分も転職したいと思っているんですね。

転職したいけれど、勇気がなくて踏み出せないでいるというような人は、転職する人に対して結構冷たくあたってきます。そんな人のことは、やはり気にしないようにしましょう。時間の無駄ですし、精神衛生上よろしくないです。それよりも、自分が「どうせ辞めるんだから、どうでもいいや」というような投げやりな態度になっていないかをきちんと見極めましょう。

投げやりな態度をとっていないか? おかしな言動をしていないか? そんなところまで細かい配慮ができる人は、きっとどんな会社に行っても人付き合いが上手に出来るでしょう。周りの人も、気持ちよく送り出すことができますよね。

私もこの点においてはかなり気を使いました。引継ぎよりもむしろ人間関係の方が大変でしたね。

男性社員の中には、「女は簡単に転職できていいよな~」というようなことを言う人もいます。
私は直接言われたのではありませんが、人伝てでそう言っているということを聞きました。
とても残念な気持ちでしたが、そこはもう会わない人だと割り切って、マイナスな言葉は耳に入れないようにして、気持ちよく転職していきたいですね。

 

 

会社を辞めたあとの人間関係も大切にしましょう


辞めたあとの人間関係も大切にしましょう
独立して自分が好きな仕事を始めるという人は、これまでに培ってきた職場の人間関係は特に大事にしましょう。もう辞めるんだからと、今の会社の人たちとの関係を断ち切ってしまうのはちょっともったいないですよ。

独立するという人は、どんな仕事なのかにもよりますが、次の仕事の顧客になってくれる場合がありますので、前の職場の人間関係を大切にすることは必要です。

私の知り合いで、会社を辞めて独立し、ネイリストになった人がいるのですが、その人は、前に勤めていた会社の人たちとの関係を大切にしていたので、今はネイルサロンの顧客になってくれているということです。
はじめたばかりの頃は、安く施術してあげたり、「身内割引」のようなことをして、ガッチリとハートを掴んでいたようです。そういう細かい心使いも大事ですよね。

人間関係を良好に保っておくと、次の仕事へ活かせるということもありますね。転職で一番大切なのはやっぱり人間関係ですからね、そこをしっかりやっておくと次の職場に行っても楽ですね。

独立することを決めている人で、その仕事でも顧客確保が必要と考えているなら、前の職場の人たちを大切にしておきましょう。そして、新しい仕事のアピールもお忘れなく。

 

もし、ホントに転職を有利に進められる面接テクニックが存在するのなら、今すぐ知っておきたいですよね。

渡辺 裕一さんが書いている

「知らないから落ちる面接の4点減点法」

がオススメです。このマニュアルで無事、転職に成功した人がたくさんいるみたい。

この面接テクニックは身に付けておいて損はない、と人事部長も言ってた…。
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今日のまとめ

退職を伝える前に職場で気を付けなければならない5つのこと

転職を伝える前に職場で気を付けなければならない5つのこと
転職するときって、色々と悩んでしまって周りにまで気を使えないという人も多いですよね。実際、自分がそういう立場に立つと、色々大変で周りのことまで考えられないかもしれません。

しかし、周りに気を配ることは、社会人として最低限のマナーとも言えますし、今までお世話になった人たちのためにできる最後の仕事と思って頑張りましょう。

転職することは悪いことではありません、きちんと計画的に進めていって、決まってから周りに話すようにしましょう。

・ 転職は計画的に・・・
・ 会社に伝えるのは一ヶ月前が目安です
・ 責任をもって、きちんと引き継ぎをしましょう
・ 辞めるからといって投げやりな態度はNG
・ 辞めたあとの人間関係も大切にしましょう

 

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