厄払いのすごい効果!厄年って何?厄除け前に知っておきたいマナー
女性の厄年といえば19歳にも1度ありましたが、30代には2度もやって来ます。
この年代は仕事やプライベートで様々な節目を迎える女性が多いので、「30代の厄年はきちんとしておきたい」と思いますよね。
そこで今回は厄年をテーマに取り上げ、ご祈祷の種類や料金、マナーなど厄払いのアレコレを紹介します。
ご自身が厄年を迎える時はもちろん、上司や部下との共通の話題にもなるので、ぜひ頭に入れておいてくださいね。
厄払いのすごい効果!厄年って何?厄除け前に知っておきたいマナー
実は厄払いをするのに年齢は関係なかった!?
あまり知られていないことですが、厄払いは年齢に関係なくいつでも出来るのをご存知でしょうか?
一般的に厄払いの話が出るのは厄年(前厄・本厄・後厄)ですが、厄は日々蓄積していくもの。
その年齢でなくても悪いことが立て続けに起こる、ケガや病気が続くといった場合は「厄払い」を検討してみるといいでしょう。
ところで何歳が厄年ですか?
厄年とは
厄年とは何らかの“災い”に見舞われやすい年齢のこと。社会的・家庭的な役割の変化や体力的・精神的な変調が起きやすい時期なので、「注意するように」と古くから言い伝えられてきました。
厄年の年齢(男女別)
厄年は男女別に異なり、大厄を迎えるタイミングも違います。厄年は一般的な「満年齢(=実年齢)」ではなく「数え年」で考えるので、少しややこしいですが、自分の厄年がいつか分からなくなったら「19〇〇年生まれ 厄年 いつ」などと検索すれば出てきます。
男性 25歳、42歳、61歳 (大厄 42歳)
女性 19歳、33歳、37歳、61歳 (大厄33歳)
【参考】
数え年(厄年など)
生まれた年を1歳とする
正月(1月1日)になると、年を取る
満年齢(誕生日など)
生まれた日を0歳とする
生まれた日の次の年(誕生日)になると、年を取る
自分の厄年がすぐわかる便利なサイトを見つけました。
生活や実務に役立つサイト
前厄・本厄・後厄って何?
前厄
本厄の前の年。金運と人間関係に注意すべき年。お金の貸し借りなどを避け、人間関係のトラブルに巻き込まれないよう気をつけて。
本厄
いよいよ厄年。病気やケガ、事故などに十分注意して過ごしてください。厄年には「学問が良い」と言われているので、学ぶことを意識して過ごされるといいでしょう。「厄落としになる」と言われている妊娠・出産にも適しています。
後厄
本厄の後の年。厄年は過ぎたものの、引き続き注意が必要な年でコンディションを整えたり、周囲に感謝しながら過ごすと◎
【女性の場合】
前厄 32歳 本厄 33歳 後厄 34歳
前厄 36歳 本厄 37歳 後厄 38歳
厄払いをするなら神社とお寺どっちがいい?
神社
厄祓い(=厄払い)を行う場所。
お寺
厄除けを行う場所。
正確には「厄払い」と「厄除け」は意味合いや起源などが異なりますが、明確な区分はないので、結論はどちらで行っても大丈夫!
どうしていいか分からない場合は、以下を参考に選んでみてください。
いつもの神社やお寺で厄払いするなら
家系が神道であれば神社、仏教であればよく行くお寺があると思います。そこにお願いしてみてはいかがでしょうか。
相性のいい神社やお寺で厄払いするなら
初詣や偶然訪れたことがあって「いい気をもらえたな」と感じる神社やお寺があればそこで厄払いするのもオススメ。
厄払いで有名な場所を探すには
「地域名 厄払い 有名」などと検索すれば、厄払いに適した神社やお寺が見つかります。
厄払いと厄除け、何がどう違うの? 意味や使い方
厄払い(神社)
自身についた厄を払う為に「神社」で祈祷してもらうことを言います。神職の方が大麻(おおぬさ)を振りながら、祝詞を読んでくれます。
厄除け(お寺)
厄が寄ってこないように「お寺」で祈祷してもらうことを言います。薪(=煩悩の象徴)に火をつけて煩悩を焼く儀式を行い、最後には「御護摩札」を授与されます。
厄払いするならどの時期が良い?時間帯は?
厄払いは1年中行われているので、ご自身の都合がつく時期で大丈夫ですが、年始から節分までの時期に行うのが一般的。
大安や仏滅などの日柄はあまり関係がないのですが、仏滅や友引より大安などの日柄がいい日に申し込みが多く来るそうです。
時間帯は「神様や仏様を自分の都合よりも優先する」という意味で、午前中に伺うのが正式なマナーです。
厄払いの服装はジーンズでもOK? 持ち物は?
厄払いの服装は正装!カジュアル厳禁
カジュアルな格好では受け付けてもらえないことも。ジーンズは避け、スーツもしくは黒や紺色などのシンプルなワンピースなどの正装で出向きましょう。
靴はカツカツ音がしない装飾が少ないローヒールなどを選ぶと◎
冬場は冷えるので、カイロや発熱インナーなどで防寒対策も万全にしておいてください。
持ち物は「のし袋」が必要なことも
持ち物はお財布やスマホ、ハンカチやリップなど普段持ち歩いているものをバッグに入れていきますが、初穂料を持参した「のし袋」に入れて渡す必要があるところも。事前に確認をして準備しておいておくとスマートですね。
厄払いにかかる料金は?
5,000〜1万円前後が相場です。神社やお寺に厄払いの金額が提示してあったら、その金額通り準備しましょう。
厄払いにはどんな効果があるの?
厄払いには厄を近づけないようにする厄除けの効果、自身についた厄や邪気を追い出す厄払いの効果があります。
最近は厄年の人を囲んだ食事会(=厄を分け合う)や厄除けの贈り物(=ネックレスやマフラーなど長いもの)をする風習も。
神社へ行けなくてもお家でできる厄払い
部屋の四隅に盛り塩を置くと空間の厄払いができる!?
ネガティブなエネルギーを吸収し、空間を浄化してくれるという「塩」を準備。小皿に盛って、部屋の四隅に置くと厄払いに。
大祓祝詞(おほはらへのことば)を唱える
祝詞(のりと)というのは簡単に説明すると神様に届ける為の言葉で、穢れや災難から身を守る為に唱えるのが大祓祝詞です。
覚えるのは難しいと思うので、意味や読み方などが書いてあるサイトと、読み上げ方の練習になるYouTubeのリンクを貼っておきますね。
ゾクッとした時や嫌な気配を感じた時などに読むと◎
厄年の過ごし方
特別なことをせずに健康や事故などに気をつけながら過ごすのがベスト。何か新しいことを始めたり、転職や開業、転居、結婚などには向かないと言われていますが、ご自身にとって「今がベストのタイミング!」と思うのであれば、「厄年に捉われすぎない方がいい」との声も多数。
今日のまとめ
厄払いのすごい効果!厄年って何?厄除け前に知っておきたいマナー
古くから言い伝えられてきた厄年には科学的な根拠はありません。でも、年齢的に見ると体の変わり目や人生の節目と重なる人が多いので「色々と注意しなさい」という意味で設定されたのでしょう。
ただ、その年に厄払いが出来なかったとしても、ご自身にとって必要なタイミングで行けば大丈夫。厄払いをしなかったからといって、さらなる不幸がやってくるわけでもありません。
とはいえ、厄払いを通して前向きな気持ちになれるなら、きちんとやっておくに越したことはないでしょう。
徳を積むことも“立派な厄払い”になるので、ぜひ普段の生活も振り返ってみてください。
◉ 実は厄払いをするのに年齢は関係なかった!?
・厄払いは年齢に関係なくいつでも出来る
◉ ところで何歳が厄年ですか?
男性 25歳、42歳、61歳 (大厄 42歳)
女性 19歳、33歳、37歳、61歳 (大厄33歳)
◉ 厄払いをするなら神社とお寺どっちがいい?
・どちらで行っても大丈夫!
◉ 厄払いと厄除け、何がどう違うの? 意味や使い方
・厄払いは神社、厄除けはお寺で祈祷してもらいます。
◉ 厄払いするならどの時期が良い?時間帯は?
・年始から節分までの時期、午前中に行うのが一般的
◉ 厄払いの服装はジーンズでもOK? 持ち物は?
・服装は正装!カジュアル厳禁
◉ 厄払いにかかる料金は?
・5,000~1万円前後が相場
◉ 厄払いにはどんな効果があるの?
・厄を近づけないようにする厄除けの効果あり
◉ 神社へ行けなくてもお家でできる厄払い
・部屋の四隅に盛り塩を置くと空間の厄払いができる!?
・大祓祝詞(おほはらへのことば)を唱える
◉ 厄年の過ごし方
・特別なことをせずに健康や事故などに気をつけながら過ごすのがベスト
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