転職でスキルアップできるの? アラサーの転職理由トップ5
「転職」してもそれは単なるポジション変更に過ぎない場合が多々あります。
転職を考えている女性の転職理由を聞くと、大半の方が大きな勘違いをしています。
転職する人たちはいったいどのような理由で転職をするのでしょうか。
転職でスキルアップできるの? アラサーの転職理由トップ5
30代女性の転職理由
ソフトバンク・ヒューマンキャピタルの調査によると25歳から34歳の女性で転職をしたり、転職活動をしたりする理由は次の通り。
第1位:勤務時間や休日など待遇の良い職場で働きたいから
第2位:やりがいのある仕事をしたいから
第3位:人間関係の良い職場で働きたいから
第4位:年収をアップさせたいから
第5位:スキルアップがしたいから
この結果から25歳から34歳の女性は仕事をする環境を変化させたくて転職を考える人が多いというのがよく分かります。
では、アラサー女子は出世や肩書きについてはどのように思っているのでしょうか。
毎日コミュニケーションズが20歳代の会社員に行った調査によると、社内での昇進(出世)について、男性は「部長」「社長」「名誉会長」などを目指す人が多いが、女性は「肩書なし」が際立って多く、役職にこだわらない傾向を示しています。
20歳代の女性会社員にどこまで昇進したいかを尋ねたところ、「肩書なし」が最も多く、次いで「主任」で部長級より上の役職を挙げる人は比較的少ないことがわかりました。
肩書なしを希望する女性に詳しく意見を聞いてみると、
「クライアントのリアルな声を聞くことができるのは、やはり肩書がない人だと思う」といった声や、
「昇進しても数千円の手当てが出るだけ。残業代も出ないうえ責任が重くのしかかるだけだから、(うちの会社では)一般社員のままの方がいいと思う」といった理由で肩書きなしを望んでいることがわかりました。
やはり、男性の場合はいずれ、家庭を持って家族を養っていくという責任や肩書きや役職は自分の仕事への取り組みの評価の表れであるから目指す人が多いとも考えられます。
一方、人事サービスのレジェンダ・コーポレーションがまとめた調査では今の仕事にやりがいを感じている女性は69%で、男性の65%をやや上回り、女性は出世の意欲にかかわりなく、やりがいを感じ働いている傾向にあることがわかりました。
30代女性が転職をすることでスキルアップはできるのでしょうか?
女性の転職は男性の転職と比べ若いうちは安易にできるものですが、30歳を超えるとそう上手くは行きません。
仕事のミスが笑顔で済ませるのは20代前半のうちで20代後半の仕事をいかにまじめに取り組むか?によって30代は大きな差が生まれ、さらには40代になってからできる就職・転職先までも変わってきます。
女性の転職・就職はライフステージとともに変わってきます。結婚や出産の有無、一度仕事をやめた後でも働けるスキルと経験は20代のうちからつけておくことが肝心です。
資格取得やパソコンのスキルをあげるのはもちろんのこと、仕事上でのコミュニュケーション、一般常識など当たり前にできると思われるささいなことがあなたの評価を左右します。
どのような職場で働くか、ということも大切ですが、その職場に就いて何がしたいか、どのようになりたいかというビジョンを持つことが大切だと思います。
そのビジョンは仕事でどうしたいか、ということでもいいし、プライベートでどうしたいかでもいいのです。
何か目的や目標を持って働くことで仕事自体が楽しくなったり、プライベートの時間を大切にしたりすることでその人自体だけでなく人生も輝いてくると思います。
漠然と今よりスキルアップしたいと思っているだけでは現状はなんにも変わりません。職場が変わったら、そこの職場があなたにより高度なスキルを与えてくれるわけではありません。
今の自分のもっている仕事に対する知識や経験をよりレベルの高いものにするためにはなぜスキルアップをしたいのか、根本を明確にし、今よりもワンランク上の仕事へのモチベーションを持ち、そのためのプライベートや自分自身の考え方を変化させることが一番の近道です。
今日のまとめ
転職でスキルアップできるの?アラサーの転職理由トップ5
第1位:勤務時間や休日など待遇の良い職場で働きたいから
第2位:やりがいのある仕事をしたいから
第3位:人間関係の良い職場で働きたいから
第4位:年収をアップさせたいから
第5位:スキルアップがしたいから
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