記憶を呼び起こす方法!ACC(前帯状皮質)を刺激すると認知症を予防できる?

記憶を呼び起こす方法!海馬を刺激すると認知症を予防できる?

記憶を呼び起こす方法!海馬を刺激すると認知症を予防できる?

あれ?さっきまで覚えていたのに、なんだっけ・・・どうも最近忘れっぽい。記憶を呼び起こすことが簡単にできたらいいのになぁ。

歳を重ねていくごとに記憶力が低下しているのかな・・・でも、思い出すよりまず先に、記憶力を改善したほうがいいかも。

そこで今回は、海馬を刺激して記憶力をアップする方法をまとめてみました。これで、約束はもちろん仕事内容も忘れずに済むはずです。

記憶を呼び起こす方法!海馬を刺激すると認知症を予防できる?

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なぜ物忘れがおきるのか?原因と対策

人間の記憶力(ものを覚える能力)というのは、ある程度決まっていて、衰えることはないと考えられています。10歳でも20歳でも30歳でも同じことを覚えられるということです。今のわたしが、20個英単語を覚えられたら、80歳のわたしも同じように英単語を20個覚えられるということですね。

ではなぜ、歳を重ねるにつれて、物忘れが多くなってくるのか。それは、記憶力(ものを覚える能力)ではなく、覚えたものを思いだす能力が衰えているんです。加齢とともに脳の内側のACC(前帯状皮質)という部分が衰えることによって、覚えたものを思い出す能力が低下していきます。

あれ?なんだっけ・・・ということがあっても、思い出したら、あ、そうそう。それそれ!ってなりますよね。それは、忘れて(忘却して)しまっているのではなくて、思い出せてないだけなんです。逆に、ACC(前帯状皮質)という部分をたくさん使って鍛えれば、思い出せなくなるということが減ります。つまり、物忘れが減るということですね。

では、ACC(前帯状皮質)という部分をどのようにして鍛えるのかをお伝えしていきます。

 

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イメージする

1日の予定をなるべく具体的にメモに書き出し、イメージする。という方法です。

洗濯する、という予定も、ただ単に「洗濯する」というだけでなく、洗濯機を回したり洗った服を干したりする自分を具体的にイメージするのが大切です。

少しめんどくさいですが、できるだけ毎日、何度もイメージすることが大切です。

 

落語を聴く

落語というのは、話し手の話している内容を先読みしながら楽しむものです。話を聞きながら、その話の内容やその先を想像することでACCが鍛えられるんです。

なかなか趣味にしている方は少ないかもしれないですが、いま物忘れに悩まれている方ならおススメの趣味ですね。

映画や読書が趣味だという方は多いと思いますが、映画を観る際や本を読む際に、ストーリーの先を読んだり、想像したり、知っているお話なら思い出したりしながら取り組むのもとても効果的ですよ。

 

順序をたどって思い出す

会議の内容を忘れてしまった場合などに効果的です。忘れてしまった前後の内容を、当時の状況のまま順番に思い出していく方法です。会話の流れや、印象的なことを時間の流れに沿って思い出していくことで、思い出せなかった内容も自然と思い出すことができる場合があります。

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文字にする、自分で計算する

覚えたいことをメモすると、耳からの情報以外に目からの情報を取り入れることができるので、思い出す時にイメージしやすい、という利点があります。計算をすることも脳を刺激して、ACCを鍛えるのには効果的です。

パソコンに打ち込むだけで数値が出るような便利なものでなく、自分自身で簡単な計算をしてみることも大切ですね。100マス計算のような簡単な計算問題も気軽にできていいですね。

さらに、日記をつけるのも効果のある方法です。1日にあった出来事を思い出しながら具体的に文字に書き起こすという作業は、脳にとっても刺激的でよいですね。

 

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生活習慣を見直す

ウォーキングなどの軽い運動や、食生活の改善は大切です。ウォーキングで流れる景色をみながら体を動かすことは、新しいことを覚えるときに1番最初に記録される脳の海馬という部分が刺激されます。

新しいことを覚えることに効果的ですね。脳の記憶を司る部分に良いとされている食品は、イチョウ葉・高麗人参やビタミンBやビタミンEをたくさん含む食品です。

普段の食生活から改善し、これらの食品をたくさん摂れるようにこころがけましょうね。

 

今日のまとめ

記憶を呼び起こす方法!海馬を刺激すると認知症を予防できる?

ここまでお伝えしてきましたが、みなさんもお気づきでしょうか。脳のACCという部分を鍛えるのに効果的なのは、「イメージすること」です。上述の方法すべてに共通するのは、話の先を読んだり、思い出したりするということ。

大切なのは、脳の「思い出す機能」をたくさん使ってあげるということなんですね。特に今の若年層の中心にいるアラサー女子の皆さんは、この便利な社会の中心で毎日大切な役割を果たしています。

仕事におわれて忙しい日々を過ごしている人ほど、物忘れが多くなるという話があります。それは、この情報社会の中では、仕事で忙しい人ほど、パソコンや高度なシステムを使った業務を日々淡々とこなしているからです。

メモの代わりにスマートフォンに記録するだけの日々を送っていると、「思い出す」という行為そのものがなくなってしまい、脳が衰えていくスピードが速くなってしまうんですね。わたしたちのような若い世代の人こそ、気を付けていきたいと思います。

少し難しい話も交え、お話してきましたが、脳を鍛える方法自体はいずれもごく簡単なことばかりです。誰でも試せるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね!

・イメージする
・落語を聴く
・順序をたどって思い出す
・文字にする、自分で計算する
・生活習慣を見直す

 

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