尊敬できる上司かどうかを見極める方法！仕事に対する姿勢や行動は？

上司は部下の前では少なからず「尊敬できる上司」を装うもの。だからこそ、その行動や好意が演技なのか素なのかを見極めたいところです。

でもどうやって見抜いたらいいのかがわからないし、難しいですよね。けど、安心してください！今回お伝えする方法なら簡単に見極められそうです。果たして、あなたの上司はホントに「尊敬できる上司」なのでしょうか？

尊敬できる上司かどうかを見極める方法！仕事に対する姿勢や行動は？

話している時だけじゃない、何気ない行動をチェックする

人は、人と話しているときは緊張していて自分を繕っていても、ふとした行動や仕草に、素の自分が出てしまうものです。

あなたが会社に来たばかりか、あるいは上司が配属されたばかりなら、その上司の何気ない行動をチェックしてみましょう。

人と話していないとき、どんな行動をしているのか、デスクにいるときにチラッと見てみましょう。デスクにいるときは、意外と無防備なものです。

私の上司に、小指の爪を伸ばしている人がいまして、その人は、ふとしたときにその小指で耳掃除をしたりしていました。汚い話ですよね。これは何気なくやってしまっているのかもしれませんが、周りの人には不快な印象しか与えません。

それからというもの、小指の爪を伸ばしている上司を見かけると「この人はだらしない人なのかな？」と思ってしまいます。

小指の爪を伸ばすのには、色々な理由があるようですが、それでもいい印象は与えないどころか、不潔なイメージになってしまいます。

一つでもそういう要素があると、人はどうしてもそのイメージを払拭できないですよね。

上司からしたら、「そんなことくらいで」と思うかもしれませんが、尊敬できる上司というのは、やはりいつどんなときでもきちんとしているものだと思うんです。

「理想の上司」というランキングで上位になった、堺雅人さんやイチロー、水谷豊さんなどは、普段からきちんとしていそうですよね。また、そういうイメージの人が選ばれているような気がします。

何気ない行動や仕草をチェックしてみるとその人がどんな人なのか、なんとなくわかってくるものです。

 

 

家族を大事にしているかどうかを見る

家族を大事にしているかどうかは、人としてとても大切なことです。例えば、上司が既婚者で、子供もいるのなら、家族に対してどんな発言や行動をしているかチェックしてみるといいですね。

よく、奥さんの悪口を言っている。毎日のように飲みに行っていて、帰りが遅いようだ・・・。

そういう上司はきっと家族を大事にしていません。口で「家族が大事」と言っていても、毎日帰りが遅いような人は家族思いとは言えません。

残業で仕方なく残っている場合は別ですが、毎日部下を引き連れて、理由もないのに飲みに行っているような上司はとても尊敬できるとは思えませんよね。

逆に、「今日は子供の誕生日だから早く帰るよ」なんて部下に話して、みんなも早く帰るように促してくれるような上司は素敵です。上司が率先して早く帰ってくれれば、部下も帰りやすくなりますよね。

今は無理して残業するような時代ではありません。上司が率先して早く仕事を片付け、残業を減らすようにしていたら、やっぱり部下も見習おうと思うものです。

そういう行動もチェックしてみるとおもしろいですよ。

 

 

口だけじゃない？仕事に対する姿勢はどうか？

人は口ではなんとでも言えます。それはもうアラサーのあなたなら、痛いほどわかるのではないでしょうか？口だけでうまいことを言って行動をしない人は、やっぱり尊敬できる人とは言えません。口数が少なくても、きちんと仕事をこなしている人、責任感を持って仕事をやり遂げる人は尊敬できますよね。

面倒な仕事を部下に回して、自分だけ手柄を横取りするような上司は要注意です。そういう人は大抵口がうまいので、部下であるこちらも口車に乗せられそうになってしまいます。

優しい言葉をかけてくれる上司、労ってくれる上司は女性からしたらとても素敵だし、ちょっといいな～なんて思ってしまうかもしれませんが、口がうますぎるのもあまりいいこととは言えません。

アメとムチのバランスを上手に使って、褒めるときは褒めるけれど、叱るときはきちんと叱ってくれるような上司こそ、信頼できる上司と言えます。

あなたの上司が口だけじゃなく、きちんと仕事をしているか、いつでもきちんとした行動をしているか見極めることが大事ですよ。

 

自分に対する態度だけじゃなく、ほかの人への態度も見る

人を判断しようとするとき、自分に対する態度だけを見て決めていませんか？それでは、やはり偏った見方になってしまいます。きちんとほかの人への態度も見るようにしましょう。

あなたは女性ですから、男性上司にとってはかわいい部下といったところでしょう。だからあなたへ対する態度がいいのは当たり前かもしれません。

では、あなたの同僚の男性に対して、その上司はどんな態度をとっていますか？横柄な態度をとっていたりしませんか？

男性は、男性に対して「舐められたくない」という気持ちが少なからずあると思うので、そういう態度に出てしまう上司も少なくありません。

しかし、男性の前と女性の前とで態度を変えるのはいいことではないですね。尊敬できる上司とは言えないでしょう。

尊敬できる人というのは、誰の前でも態度を変えないものです。そこを見ることで、ある程度その人がどんな人なのかを知ることができます。

男女差別だけでなく、上司に対してもそうです。その上司の、さらに上の人に対しての態度はどうか？ゴマをすったり、お世辞を言いまくっているのではないか？そんなところを見てみてください。

上司のご機嫌取りをするのは、ある程度仕方ないにしてもやりすぎている場合はちょっと引いてしまいますよね。誰にでも平等というのは難しいですが、あまりにも態度が違う場合は要注意人物かもしれません。

 

飲み会の席での振る舞いを見てみよう

飲み会の席というのは、いつもきちんとしている上司も無防備になるところです。そこで、本性が見えるというのもあります。

もちろん、自分自身も気をつけなければいけないのですが、上司のチェックもお忘れなく。

上司の歓迎会に行ったとして、あなたは心の底から楽しんでしまうのではなく、その日は上司がどんな人なのかをチェックするようにしましょう。

ハメを外して、見ていなかったじゃ、話になりませんよ。

お酒の席で、隣に女性社員を呼んでみたり、セクハラまがいのことを言ったりする上司は一発退場、レッドカードですね。

でも、結構いるんですよね。お酒の席なら許されると思っているような人。誰も覚えていないだろうと思っているんでしょうけれど、女性の中にはお酒飲んでいない人もいるわけで、結構覚えているものです。

特に歓迎会ともなれば、ちょっとおもしろいことを言って場を盛り上げようと頑張る上司もいますが、周りが凍りついていることにも気がつかない・・・。そして、それに愛想笑いをしなければならない部下たち。

そんな状況ってありますよね。しかし、そんな上司は尊敬できません。

やはり、お酒の席でも節度ある飲み方をして、きちんと部下の話も聞いてくれて、楽しく、無理なく盛り上げてくれるような上司は素敵です。

あなたの新しい上司がどんな人か、飲み会の席でチェックするのはとても重要ですよ。

 

今日のまとめ