キャリアの相談したい!上司から素敵なアドバイスをもらう方法

キャリアの相談したい!上司から素敵なアドバイスをもらう方法
自分のキャリアについて、上司に相談するという考えがそもそもない。何を相談したらいいのか分からないし、自身のキャリアについて考えたこともない。

でも今の状態を少しでもいい状態に変えたい!と願うあなた。同僚同士で相談し合っても意味がありません。

まずは身近な職場の頼れる上司に相談してみませんか。今回は相談する前に準備すること、相談した後の上司への接し方などをお伝えしますね。

キャリアの相談したい!上司から素敵なアドバイスをもらう方法

 

まず、相談する前に準備が必要です。


準備その1

自分がどうなりたいかのビジョンを持つ

仕事だけで考えなくてもいいです。自分の仕事で、プライベートで何がしたいのか、何が欲しいのかをまずは考えましょう。紙に書いていくのもいいですね。

準備その2

いつまでになりたいか、手に入れたいかを考える

物事を成し遂げるためには『いつか』ではなく、『いつまで』にという期限を持つ事が必要です。明確な期日をもつことで逆算して行動するようになります。決めた期日をもつことでいつまでに何をする、といったスケジュールが立てられます。

準備その3

相談する相手を探す

上司といっても誰でもいいわけではありません。自分の理想に最も近い人や目標を成し遂げている人を探し出しましょう。

準備その4

相談内容を明確にする

一方的に自分のビジョンだけ話したところでたいした情報を得ることはできませんし、上司も困ってしまいます。○○部長は△▲できるようになるためにどのようなことを考え、どのように実行してきたのかを質問するよう心がけましょう。

準備その5

心の準備

自分の求めていた答え以上に厳しい事を言われる事もあります。しかし、厳しい事を言ってくれる人ほど親身になって話しを聞いてくれている証拠だと思います。なので、厳しい事を言われても素直に受け止められるような広い心でアドバイスを聞くようにしましょう。

いざ相談にのってもらうことになったら、「1.相談内容」→「2.自分の考え・意見」→「3.上司の方の考え・意見」の順で話すようにしましょう。まず案件を簡潔に伝えて、自分がそれに対してどのような対処をしたいか、それに関してどう思うかを順に話してみましょう。「上司に相談するのだから、自分の意見を言うのはでしゃばりすぎじゃない?」と思う人もいるかもしれませんが、自分の意見を言わないと「こいつは辛くなったら他力に任せる」などとも捉えられる場合があります。この場では自分はこうしたいとはっきり言った上で、上司の意見を聞きましょう。

 

さて、では本題のアドバイスのもらい方です。


先ほどの準備ができていたら十分だとは思いますが、重要なのは話しの引き出し方です。

「上司の話を聞く際に重要なのは、相手の目を見て、『はい』と返事をすること」。また、気づかなかったこと、すごいと感じたことは素直に表しましょう。ただし基本的なことに「知りませんでした」と答え、不信感を抱かせないよう注意しましょう。また、準備して臨んだけど「会話がうまく続かない」場合。そんな悩みを抱える人は多いです。
しかし、相づちを変えるだけで、相手が話しやすいと感じ、会話が自然と続きます。相手にとって心地よい相づちを打つために、まずは次の2つのことを心がけましょう。

1つ目の心がけ:
前向きな気持ちで会話することです。暗い気持ちだと相手の言葉が響かず、会話も上の空になってしまいます。一方、明るく反応する人には相手も『話したい』と感じます。気分が沈んでいても明るい表情を意識すれば印象は大きく変わります。

2つ目の心がけ:
「相手を尊重する」ことです。話に興味を持つ、話す速度を合わせるなどすると、相手もリラックスして会話が出来ます。上司の方でもいきなり部下から「相談に乗ってください」と切り出されたら、どのような内容で、どのような空気感で話すかなどとっても気になりますし、あなたに仕事への考え方などに少なからず影響を与えるのでプレッシャーを感じます。質問を投げかけたら相手任せにするのではなく、「自分が上司の立場だったら」ということも考えましょう。
あなたの相談にのってくれるんですから、きっとあなたの事を考えて話してくれるはずです。それなら上司の方が話しやすく、あなた自身が内容を吸収しやすいような環境を作りましょう。それが相手を尊重するということです。

2つの心構えを身に付けたら、次に覚えておきたいのが「相づちのさしすせそ」です。「相づちのさしすせそ」は「さすが」「知らなかった」「すごい」「センスいい」「そうなんだ」など、相手の話を促す相づちの頭文字をつなげたものです。上司や取引先など相手別にアレンジして意識して使えば、相手が話しやすく感じ、会話が盛り上るはずです。
しかも、この「相づちのさしすせそ」で気分が悪くなる方はいないはずです。

 

 

次に話しをしてもらう時にやってしまいがちな注意点です。


注意点1

話が途切れるまで自分は口を挟まない

意外と多いのが、上司の話の途中に口を挟むこと。話の腰を折ってしまうだけでなく、上司が話す気力を失ってしまう恐れもあるので要注意です。一つの話が終わるまでしっかり聞きましょう。特に新入社員にとって、上司の話はどうしても長く感じがちです。
話しの途中で「あ、分かりました」「いや、それは・・・」「そういう意味ではなく・・・」と割って入る人がいますが、とりあえず全部聞き、質問は一通り説明が終わってからにしましょう。もし割って入ってしまうと「まだ話しは終わってないんだけど、相談してきて最後まで聞かないとは非常識だ」と怒られる要因になりかねません。
話が長い、話がくどい、と思うこともあるとは思いますが、きちんと最後まで聞きましょうまた、全部は難しいときは、重要な点だけきちんと聞いて、思い出話とか過去の武勇伝等を言い始めたらそれはそっと流しましょう。

注意点2

おどおどすると上司のマイナスの感情を引き出しやすくなる

おどおどした態度をとると上司がイライラしたり、怒りやすくなったりとマイナスの感情を引き出しやすくなります。姿勢を正すだけでもおどおどした印象は拭えるので、まずは姿勢を意識して背筋を伸ばしましょう。

注意点3

複数の相づちを交ぜると「聞いている」姿勢が示しやすい

相づちは一種の意思表示です。「はい、はい」など同じ相づちばかりをうっていると、適当に聞いているようで「本当に聞いているのか?」と誤解を招きやすいです。ちゃんと熱心に聞いているなら、より良いアドバイスや話しを聞きたいなら「はい」「ええ」「そうですね」など、複数の相づちを織り交ぜましょう。

注意点4

重要なことは必ず復唱

話しを聞いていて、ここは重要だったなと感じた部分は必ず復唱をして確認しましょう。聞き間違いを防ぐことができるだけでなく、『しっかりしている』など、相手に与える印象もアップします。ここで良い印象を与える事ができれば、しっかり話しを聞いている姿勢も感じられるし、仕事をしていく上での基本の一つでもあるので信頼関係も築く事が出来ます。

注意点5

プラスの言葉で相手の話を受け止める

肯定的な受け答えを心がけると印象はよくなります。明るく前向きな気持ちで接すると相手も話しやすい環境になります。明るい反応が返ってくれば、当然、相手も『この人とは話しやすい』と感じ、相談に乗ってもらったあともその後の状態を気にかけてくれるようになりますし、その時だけでなく長期的な関係を築け、あなた自身をみてくれるようになります。あなた自身をみてくれるということは性格や考え方も理解をしてくれ、あなたに合った話し方や考え方を与えてくれるようになります。

以上が話しを聞く上での注意点やポイントです。慣れていないととても不自然になりやすいので、日常生活や上司だけでなく同僚や部下、友人や恋人、家族などあなたの周りにいる全ての人たちに合わせて使ってみましょう。

 

つぎに相談に乗ってもらったあとの話しをしていきましょう。


まず、当然の事ですが、相談が終わったら上司にきちんとお礼を言いましょう。新入社員の中には「あ、分かりました」だけで済ます人がいますが、これではあんまりです。きちんとお礼を言うことで、次に何かトラブル等があったときも上司に相談しやすいですし、今後可愛がられますよ。また、上司の方のメールアドレスを知っている場合は自宅に着いてから改めてメールを送りましょう。直接お礼を言ってからも再度文章として送られてくると嬉しいものです。

そして、日にちが経った後や相談内容が解決した時には報告をしましょう。相談に乗ったあと、上司の方はその後の進展などを気にかけてくれています。聞いてこないから話さないというのは間違いです。あなたから相談に乗ってほしいと声をかけたのだから、相談に乗ってもらってからの経過状況やアドバイスをもらってからどのように取り組んでいるかなどを話しましょう。

もしかしたら、遠回りをしているかもしれないですし、もしかしたらまた悩んでいるかもしれません。なんとか頑張ろうと努力している部下の相談なら何回でも聞いてくれるはずです。この間、相談に乗ってもらったのに申し訳ないと思うのであれば、再度行き詰まっている事を話しましょう。一人で悩んでいても時間は流れていくだけです。

また、相談した内容が解決した時は必ず報告し、お礼を言いましょう。「○○先輩のアドバイスを頂いたおかげで商談がうまくいきました」や「職場の人たちといい関係が築けました」などと言われたら、素直に嬉しいですし、相談に乗った甲斐があったと感じ、次に悩みを抱えたときにも親身になって話しを聞いてくれることでしょう。上司と部下という関係はビジネスの上で成り立っています。よりよい関係を築くためにも「親しき仲にも礼儀あり」を忘れないようにしましょう。

付け加えて、部下が上司に言ってはいけないフレーズワースト10を上げておきます。
参考にしてみてください。

上司に言ってはいけないフレーズワースト10
第1位:モチベーションが足りません
第2位:忙しかったのでやっていません
第3位:そもそもこれってやる必要があるのでしょうか
第4位:ちょうど今、やろうとしていたところです
第5位:無理です
第6位:分かりました、やります。ですけれども……
第7位:課長はどうすればいいと思ってるのですか
第8位:××だったから、できませんでした
第9位:まだできていません。ところで×××
第10位:最近、親の調子がよくないので……すみません

このワースト10は「言い訳」にフォーカスしたものです。本当に仕方のない状況であれば上司は理解を示してくれます。仕事は結果が全てです。「やってみたけどできませんでした」も通用しませんが、アドバイスやチャンスは与えてくれるでしょう。ただし、やろうと努力もしなかったり、その姿勢が見えなかったりしたらあなたの信頼は失墜します。
言葉は仕事に対しての姿勢を示すバロメーターです。上司だけでなく同僚も部下もあなたの言葉を聞いています。家族や友人・恋人もそうです。口は災いの元。自分の感情や言動をうまくコントロールしましょう。愚痴や不満は時と場所を選んで発散しましょう。

 

少々、脱線してしまいましたが、要するに上司から素敵なアドバイスをもらいたいなら、素敵なアドバイスをしてあげたくなる部下になるということです。下手なごまかしや媚びはいつか化けの皮がはがれてしまいます。そうなってしまったら誰もあなたの事を相手にしなくなるし、悪い評判しか生みません。しっかり自分の意志や意見を持ったうえで柔軟に上司のアドバイスを受け入れられる器を持ちましょう。