口下手を克服した私が身に付けた「相手の反応が良くなる話し方」

口下手を克服した私が身に付けた「相手の反応が良くなる話し方」

意見を言うのも議論するのもイヤになった。だって、相手に伝わらないから・・・そんな風に自分のコミュニケーション能力に嫌気を指しているアラサーも少なくないはず。

そこで今回はどの職場でも通用する7つの伝え方のコツをお伝えします。

口下手を克服した私が身に付けた「相手の反応が良くなる話し方」

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「伝える力」について考える


「伝える力」について考える
私は最近、池上彰さんの「伝える力」という本を読みました。
池上彰さんと言えば、テレビでも有名なジャーナリストですよね。わかりにくいニュースなどを一般の人にもわかりやすく解説してくれていて、私もテレビを見ていてついつい納得したり、うなづいたりしてしまうものです。

新人OLとして入社してから10年近く経つアラサーOLのみなさん。
今までは、なんとなく若さだけでやってきたという人も多いのではないでしょうか?
なんとなく、言っておけば頭のいい上司や誰かが理解してくれて、それで事なきを得てきたということもあると思います。

しかし、これから先、30代になってからはそんな甘いことでは仕事を続けていくことはできません。
私がアラサーになって感じること、20代でも1歳年を重ねるごとに男性陣からの冷たさが増していくような気がしてならないんです。
新入社員の女の子が増えていく度に、なんだか押し出されているような気持ちになるのは私だけじゃないはず!
ということで、これからは「伝える力」というものが大事になっていくと私は考えました。


伝える力 (PHPビジネス新書)

池上彰さんの「伝える力」という本を読んで、私が感じた、これから必要な伝える技術について考えていきましょう。

 

 

自分が伝えたいことを明確にする


自分が伝えたいことを明確にする
池上彰さんは本の中で次の三つの能力を身につけることが伝える力を養う上で大切なことだと言っています。

話す能力

聞く能力

書く能力

なんとなく、ものすごくわかりやすいことだけれど、こういわれると説得力ありますよね。
話す能力の中で、相手にきちんと伝えたいと思ったら自分がその話す内容を完全に理解しておく必要があると言っています。

最近プレゼンとかでも、自分が言いたいことがよくわかっていなくて支離滅裂なことを言っている人を見かけます。
自分が伝えたいことがわかっていないと、人には全く伝わりません。
伝える力が全く備わっていないということを露呈してしまっていますよね。
そういう人に限って身振り手振りが大きくて、さも「私はすごいことを言っている!」という感じで話していても、こちらは頭に大きなはてなマークが出てしまっている状態です。

アラサー女子になったら、もうこの状況だけは避けなければなりません。
男性でも、こういう人はいますが、私はそういう人に池上彰さんの本を渡したい気持ちになります。

某自動車販売店の営業マン
先日、某自動車販売店の営業マンが自分のメーカーの車の仕様を把握していなくて、お客さまに事故を起こさせてしまったというニュースを見ました。
これは、営業マンの勉強不足であり、営業という仕事柄あってはならないことですよね。
事故をしたお客さまは営業マンのせいなのに、自分の損害になってしまうわけです。
人になにかを伝えるとき、必ず自分が完全にそのことを把握しておく必要があります。
こうやって、すべてのことを理解した上で相手に伝えようとするとき、人は自信のある話し方になり、しっかりと相手の目を見て話すことができるし、相手からの信頼を得ることもできます。

事前にきちんと勉強しておくこと、完璧に把握しておくことは仕事において最低限のことですが、それができていない人が今は非常に多いんです。
女性だから多少許されるなんて思わずに、しっかりと勉強しておきたいですね。

それから、伝える力でもう一つ必要な話すスキルとしては、相手の興味を引き出す話し方をすること。

もし、あなたが伝えたいことについて完璧に把握していて、どんな質問をされても完ぺきに答えられる状態だったとしても話がつまらなかったら誰も最後まで聞いてくれません。
プレゼンのときなどは特にその能力が求められます。

完璧すぎても堅苦しくて人は飽きてしまい、興味を持たなくなります。ところどころユーモアを交えつつ伝えるということが大切なんですね。

 

 

ただ話すだけじゃダメ、口調に気を付ける


ただ話すだけじゃダメ、口調に気を付ける
話すことも大切ですが、ただ話すだけではなく、口調にも気を使ってみてください。
例えば、ロボットが話しているところをイメージしてみてください。
はじめはとてもかわいくて、思わず聞き入ってしまうかもしれませんが抑揚のない話し方にだんだんと飽きてしまうことでしょう。

プレゼンのときには、はきはきと説得力のある口調で話す。
友達と話すときは、穏やかでフレンドリーな口調で話す。
年上の人、年下の人、営業ならお客様と・・・という風に口調を変えながら話せるようになるのがベストですね。

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営業マンなどで友達と話すようにフレンドリーに話す人をたまに見かけますが、相手の懐に入るための戦略なのかもしれませんが、年上の人では不快に感じる人もいますよね。
「人たらし」と呼ばれて、誰からも好かれてしまう人も中にはいますが、あくまでもそれは持って生まれてモノのような気がします。
相手に合わせて口調を変えることが難しいという人は、いつでも丁寧に話すということを心がけてみてくださいね。
穏やかな口調で話す言葉は聞いている人を決して不快にはさせないものです。

 

伝えるだけじゃなく、聞く能力も大事


伝えるだけじゃなく、聞く能力も大事
伝える力というと、こちらからの一方的なもののような感じもしますが、自分が伝える話を聞いてもらうためには、こちら側の聞く能力というのも大事になってきます。

池上彰さんは

「人の話にきちんと耳を傾けることができることもビジネスパーソンとして大事なこと」

だと言っています。

確かに、自分の伝える力だけをごり押しして、伝えたいことだけを話して、ほかの人の意見は全く聞かない!というのはいただけませんよね。

よく、自分の意見を言った後、人の意見を聞かずにスマホをいじっていたり、聞いているようなふりをして目線が全然合っていないという人がいます。

私が先日行った美容院で、担当してくれた美容師の男の人が、私にいろいろ質問してくるのですが、答えを一切聞いていないということがありました。
質問されて、こっちは答えているのに、答えている間はほかの美容師の状況を見たり、きょろきょろしたり・・・これってとても不愉快だし、失礼だと思いました。
質問している=自分はきちんとお客様と向き合っているというつもりなのかもしれないけれど、とても嫌な気持ちになりました。

伝えるだけではダメなんだと感じた瞬間でしたね。

 

 

優しく、穏やかな声のトーンで話す


優しく、穏やかな声のトーンで話す
先ほど口調の話をしましたが、声のトーンというのも大切なポイントの一つです。
ちょっと、人気の芸能人をイメージしてみてください。
いつも好きな芸能人の上位にランクインする人って、とても優しくて穏やかな声のトーンで話していることが多いんです。

男性で言ったら福山雅治さんは代表的な人物ですね。
声がいいからそう思うのではないかと思う人もいるかもしれませんが、声のトーンもいつも安定していてとても聞きやすいです。
私自身、特別ファンだというわけではありませんが、あの人が話していて「うるさいなぁ」と感じたことはありませんね。
穏やかなトーンで話している印象を受けます。

女性で言ったら、天海祐希さんでしょうか。
彼女も、女性特有のキーキーと高い声で話しているのは聞いたことがありません。
きちんと、相手に伝わりやすい声のトーンで話していませんか?

外見もあるとは思いますが、人気のある人というのは優しく穏やかなトーンで安定した話し方ができる人、つまり伝える力が備わっている人だと言えそうです。

 

言葉は最大のコミュニケーションツール


言葉は最大のコミュニケーションツール
言葉というのは、自分以外の人とコミュニケーションをとるための最大のツールですよね。
言葉がなくなったら、人はコミュニケーションをとることが難しくなってしまいます。

それだけ大事なツールであるということは、それを上手に操れば人と差をつけることができるということです。

言葉は相手に直接話すことだけではなく、メールや手紙などもそうです。
池上彰さんが言う、書く能力はこれのことです。

メールや手紙は相手に直接話しかける言葉ではないので、おろそかになりがちですが、ここでしっかりとした文章が書けるかどうかというのが周りの人と差をつける結果になります。

メールというのは簡単に相手にお礼や言葉を伝えることができる便利なものですが、その反面自分の意志とは裏腹に間違った伝わり方をしてしまうこともあります。

メールを送る際には、必ず何度も読み返して見直すこと、そして宛先は間違っていないか、失礼な表現はないかなど、きちんと確認しましょう。

 

伝える力を鍛えれば、コミュニケーション上手になれる


伝える力を鍛えれば、コミュニケーション上手になれる
話す能力、聞く能力、書く能力が備わっていたら、コミュニケーションはバッチリ、伝える力がたっぷりあると言えます!

ただ話すだけ、人の話をただ聞くだけ、メールもとりあえず送ればいいか・・・とやっつけ仕事だった人は、これを機に、少し伝える力について見なおしてみませんか?

 

密かに私が使ってるアピールの仕方です。
評価されたい!上司の心を掴んだ私がやってる自己アピールの仕方

 

今日のまとめ

口下手を克服した私が身に付けた「相手の反応が良くなる話し方」

いかがでしたか。伝える力がこれほどにも大事だということをお分かりいただけましたか?

私も、実は池上彰さんの本を読むまでは、正直結構適当な仕事ぶりだったと思います。
でも、最近は上司から「仕事に意欲が出てきたな!」と褒められることも多くなったんです。褒められると、やっぱりやる気が出てきますよね。

もし、仕事に行き詰っていて、ちょっとうまくいかないと感じていたら、伝える力について考えてみるのもいいかもしれませんよ!

・ 「伝える力」について考える
・ 自分が伝えたいことを明確にする
・ ただ話すだけじゃダメ、口調に気を付ける
・ 伝えるだけじゃなく、聞く能力も大事
・ 優しく、穏やかな声のトーンで話す
・ 言葉は最大のコミュニケーションツール
・ 伝える力を鍛えれば、コミュニケーション上手になれる

 

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