健康管理士になりたい!気になる合格率や資格取得後にできる仕事は?
高齢化が進むなか「糖尿病」「高血圧」といった“生活習慣病”に悩む人が増えています。
こういった疾患は日々の食生活、運動が大きく関係しているのを、あなたも耳にしたことがあるはず。
今は若いからどこにも問題が出ていないかもしれませんが、問題を先送りにしていると必ず将来ツケが回ってきます。
だからこそ、今健康への意識を高めておくことが大事なんです!
そんな中、今注目を集めているのが健康系の資格。
あなたも電車内の広告やネット検索中に”健康管理士”という資格を見かけたことはありませんか?
この資格は健康に興味がある人、自身や家族の健康管理に役立てたい人、仕事に活かしたい人などにピッタリの専門資格です。
そこで当記事では健康管理士になるために必要なことをまとめています。ぜひ興味があれば資格取得を目指して、勉強を始めてみてくださいね。
健康管理士になりたい!気になる合格率や資格取得後にできる仕事は?
健康のスペシャリスト!健康管理士とは
健康管理士とは?
健康管理士とは「栄養」「ストレス」「病気(疾患)」「運動」「環境面」などの幅広い観点から健康にまつわる正しい知識を学んだことを証明する資格です。
この資格を持っていると、生活習慣病の予防方法をインストラクター(講師)として指導できるようになるのが特徴。つまり、健康のスペシャリストになれる資格で、予防医療に貢献する人材として様々な場で活躍できます。
健康管理士が注目される背景
高齢化社会が進む中、生活習慣病で命を落とす人が多い日本。
健康寿命を延ばすためにも、医療費削減のためにも、生活習慣病を防ぐ対策が我が国の課題ですが、正しい知識を持っていて人に指導できる立場にある人材が不足しています。
こういった背景から健康管理士の資格を取得しておけば、活躍できる現場も多く、医療従事者とはまた違ったアプローチができるので「取っておいて損はない資格」と言えるでしょう!
健康管理士 一般指導員の認定者数
認定者数
約65,000人
男女比率 男性4割、女性6割
資格取得者の年齢
30〜34歳が最多。ついで25〜29歳や35〜39歳が多いですが、幅広い年代が資格を取得しています。取得の主な目的は仕事での活躍、職場復帰の為とのこと。
健康管理士になるとどんな良いことがあるの?
健康管理士 資格取得のメリット
“健康管理士”と名乗ることで、あなたが発する情報に説得力が増します。
また、資格取得に伴って健康に関する専門知識が得られるので、習ったことを実践すれば自分も家族も健康になれるのもメリットの1つ。
健康管理士として仕事が増えれば、多くの人から感謝されるなど、やりがいを感じられるようになります。
健康管理士に向いている人
① 健康に興味がある人
興味がないことは勉強するのも大変。健康に興味関心がある人が受けた方が学習効率も上がります。
② 人前で話すのが苦痛でない人
健康管理士として活動を始めると、人前で話すことになるので人前に出るのが苦手ではない人におすすめです。
③ 自己管理ができている人
健康に関する資格であることから、自身が健康に見えることにも気を配らないと説得力がありませんね。
今からでも遅くないので、体型維持なども心がけると◎
健康管理士 一般指導員が活躍している場所
健康管理士は企業の中でも輝くことができる資格です。
食品や製薬会社、美容関係、リラクゼーションなどの職種にもおすすめの肩書きで営業成績が上がったり、お客様の信頼を得られたりとメリットばかり。企業向けに講演会を行うこともできます。
医療・福祉の現場ではもちろん重要視されている資格です。
薬剤師、看護師や介護福祉士など、もともとの医療資格にプラスすれば病院や福祉施設内で健康指導ができるようになって、他のスタッフからも一目置かれる存在に。
健康管理士は地域に貢献できる資格です。
自治体での健康指導やボランティアなど、今までの経験や人脈を生かして地域に貢献できますよ。
家庭など実生活の中でも役立つ資格です。
自分や家族の健康管理に役立てたり、食事を工夫したり、ストレスへの対処法を学べたりと仕事にしなくても実生活で即役立つ資格です。
学校など教育の現場でも役立つ資格です。
学校現場に出向き、健康に関する講演会活動を行う人も。
健康管理士の資格を取得した人の声(体験談)
試験直前講座について
試験直前講座は受講者のほとんどが受講するものなので受験必須。現場ですぐに使える知識、試験に出る内容が満載なので、一字一句聞き逃さないようにしておいてください。
試験当日のこと
試験時間に対して、試験問題数がとにかく多いので立ち止まる時間はなし。最後まで一通り解いてしまって、解けなかったところに戻る方法をおすすめします。
資格取得後の活躍について
美容 接客
「資格を取ったことでお客様が自分の話をしっかり聞いてくれるようになり、距離も縮まって「信頼されているな」と感じることが増えました。」
一般企業 営業職
「健康に関する知識が増えたことで、自信を持ってお客様に接することができています。」
医療従事者
「医療現場で働いていますが、食事や運動など健康全般の知識を習得したことで、医学的なこと以外に生活上のアドバイスもできるようになりました。」
健康管理士一般指導員の試験概要
受験資格
・通信講座「健康管理士一般指導員受験対策講座」を修了したもの
・健康管理士一般指導員養成大学カリキュラムの受講を修了したもの
開催場所
東京・大阪・札幌・福岡などの大都市で20回程度開催されています。
試験内容
制限時間90分(1時間半)で15問程度の問題が出ます。問題形式は「選択」と「記述」で合格の基準は70%程度の正答率。合格発表は試験日から約2週間後。
試験日のスケジュール
試験前に任意で事前講習があります。事前講習を受けずに試験だけ受けることも可能です。
健康管理士 資格取得までの流れ
《受験資格を得る》
①(任意)資格取得説明会に参加する
→ こちらから申し込めますよ。
②資料請求
③通信講座申込み 受講料 64,800円
受講修了と添削問題の提出課題を全て提出
《試験準備》
④養成講座(費用 21,600円)や合格対策講座(費用 5,400円)を受講する
《試験を受ける》
⑤試験申込み
⑥受験
《合格後》
⑦資格登録手続き
認定試験に合格したら日本成人病予防協会の賛助会に入会して、年会費を納めることで活動を行えるようになります。
入会金 10,000円
年会費 6,000円
※不合格になっても、合格するまで受験できます。
もっと上を目指したい人は・・・
一般指導員の「上級資格」である健康管理士上級指導員の資格もあり!
受験対策講座のオプション
養成講座(→ 受講できれば受けて)
通信講座では学習が捗らない人、質問をしたり、仲間と学びたい人におすすめの通学講座(4回)。受講率は35%程度。
合格対策講座(→ 絶対受けて!!)
試験日の1ヶ月前に開講される通学講座(1回)。合格者の多くがおすすめしていて受講率は90%!通信講座だけ受講するよりも、合格率も高くなるので申し込み必須です。
※合格対策講座に参加できなくなったら?
連絡すると後日テキストを郵送してもらえるので、行ける行けないに関係なく絶対に申し込んで。
健康管理士 資格取得のための勉強法
合格率は70%と難易度はそこまで高くないので、計画的に学習を進めてテキストをしっかり読み込むことから始めましょう。
大半のことが理解できてきたら、過去問題を繰り返し解いて、知識を定着させていきましょう。
とくに「総合受験対策問題集」と「合格対策模擬試験」の2冊は確実に解けるようにしておいてください。
オプションの合格対策講座の受講はほとんどの人が受けているので、参加しましょう。
今日のまとめ
健康管理士になりたい!気になる合格率や資格取得後にできる仕事は?
生活習慣病は日々の生活を見直せば、予防や改善につながる疾患です。
健康管理士の資格は自分のためにも、人の為にもなる資格。
健康に関することに注目が集まっている今の時代におすすめで、
「何か資格を取って、仕事や日常生活に役立てたい」
と考えている人にもピッタリなので、ぜひ取得を目指していただければと思います。
健康のスペシャリストになれば、思わぬ所で活躍できる可能性だってありますよ。
現状を変えたい人もチャレンジしてみてくださいね。
◉ 健康のスペシャリスト!健康管理士とは
・健康のスペシャリストになれる資格で、予防医療に貢献する人材として様々な場で活躍できる。
◉ 健康管理士 資格取得のメリット
・あなたが発する情報に説得力が増します。
◉ 健康管理士 一般指導員が活躍している場所
・健康管理士は企業の中でも輝くことができる資格です。
・医療・福祉の現場ではもちろん重要視されている資格です。
・健康管理士は地域に貢献できる資格です。
・学校など教育の現場でも役立つ資格です。
・家庭など実生活の中でも役立つ資格です。
◉ 健康管理士の資格を取得した人の声(体験談)
・最後まで一通り解いてしまって、解けなかったところに戻る方法がおすすめ
◉ 健康管理士一般指導員の試験概要
・制限時間90分(1時間半)で15問程度の問題が出ます。
問題形式は「選択」と「記述」で合格の基準は70%程度の正答率。
合格発表は試験日から約2週間後。
◉ 健康管理士 資格取得までの流れ
・受験資格を得る
・試験準備
・試験を受ける
・合格後
◉ 受験対策講座のオプション
・養成講座(→ 受講できれば受けて)
・合格対策講座(→ 絶対受けて!!)
◉ 健康管理士 資格取得のための勉強法
・「総合受験対策問題集」と「合格対策模擬試験」の2冊は確実に解けるようにしておくこと
・オプションの合格対策講座の受講はほとんどの人が受けているので、参加しましょう。
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