ライノウイルス感染対策!鼻風邪の予防に効果的なウイルス撃退法

風邪やインフルエンザが流行する季節。

マスクでしっかり対策をしている人、ワクチンを打っている人が増えているのはいいことですね!

ただ、そうやって熱心に予防して、人ごみを避けていても家族や職場など、身近な人からもらってしまうことも。

そこで今回は、くしゃみ・鼻水など厄介な“鼻風邪”の原因となる「ライノウイルス」を例にウイルスの撃退法をお伝えします!

「忙しいから風邪で休むわけにはいかない」
「風邪の予防法が知りたい」

そんな人はぜひ参考にしてみてください。

ライノウイルス感染対策!鼻風邪の予防に効果的なウイルス撃退法

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ライノウイルスとは

鼻風邪の原因になるウイルス!

ライノウイルスとは “鼻風邪の症状”が出るウイルスのこと。

他のウイルスと同様に、くしゃみや咳などの「飛沫感染」や手などから「接触感染」で体内に侵入していきます。

ライノウイルスという名前は聞いたことがなくても、ウイルス自体は珍しいものではなく「風邪」と診断された人のうち「約半分から検出される」のが、ライノウイルスというデータも。

 

インフルエンザとは違う

インフルエンザもライノウイルスも、どちらも「細菌」ではなく「ウイルス」による感染で広がるもの。

ただ、インフルエンザはウイルス感染症の中では、ライノウイルスよりも症状が重く出やすいことや、子どもや高齢者など抵抗力がない場合は「死」に至ることもあるので、予防接種をするなど対策をしている人が多いのです。

 

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ライノウイルスが引き起こす「鼻風邪」とは

どんな症状?

くしゃみ・鼻づまり・水っぽい鼻水などの鼻症状、喉の痛みや咳、頭痛などの症状が現れます。こういった症状が1〜2週間続きますが、発熱の症状はほとんど現れません。

鼻や喉などの粘膜に炎症が生じているので、少し良くなっても気管支炎や副鼻腔炎などの二次感染には注意して。

 

ライノウイルス以外の原因

コロナウイルス

コロナウイルスは人だけでなく、犬や猫などの動物にも感染するウイルスです。かつて「SARS」と呼ばれる病気が流行したのを覚えていますか?あれは新型コロナウイルスが原因です。

症状は38℃以上の高熱、咳、息切れなどの呼吸器症状。下痢などの消化器症状も多くの患者に見られます。

アデノウイルス

プール熱、扁桃炎、結膜炎、胃腸炎など、様々な病気の原因となるウイルスです。アデノウイルスは子どもがかかりやすい病気ですが、大人もうつるので注意が必要です。

私は数年前にトイレで出血したことがあって「痔になったかな・・・」と思っていました。でも、体調があまりに悪かったので後日病院に行くと、アデノウイルスによる「出血性膀胱炎」の血尿だったと判明。

自力で治せそうな症状でない場合は、すぐに病院を受診してください。

 

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鼻風邪が冬に流行するのはなぜ?

空気の乾燥

空気が乾燥すると私たちの鼻や喉の粘膜は弱くなり、ウイルスが付着しやすくなります。

また、湿度が下がるとウイルスの活動が活発になるので、風邪に感染する人が増えるのです。

 

体温低下による免疫力の低下

気温が低い冬は体温も低下しやすい時期。「体温が下がると免疫力は30%低下する」と言われており、体内に入ってきたウイルスを追い出すことが難しくなります。

だから、冬は鼻風邪だけでなくインフルエンザや胃腸炎、ノロウイルスなど他の病気にもかかりやすいのです。

 

 

鼻風邪の原因となるライノウイルスを撃退する5つの方法

手洗い・(手洗い出来ない時は)アルコール消毒をする

手に付着したウイルスを洗い流すために、こまめに手洗いうがいを心がけましょう。アルコール消毒は小さくて持ち運びしやすいものもあるので、トイレに立ったタイミングなどにシュシュっとスプレーして。

職場でパソコンを触った時

不特定多数の人が触れるパソコンのキーボードは、ウイルスが付着しやすいので除菌シートでこまめに拭き取って。パソコン作業の後は、自分の手も綺麗に洗いましょう。

通勤で電車内のつり革や手すりを触った時

体調が悪い人も乗り合わせている可能性が高い電車の中は、風邪をもらいやすい要注意スポット。

通勤でつり革や手すりを触った後は、鼻や口元などをなるべく触らないようにして、駅・職場・家などで手洗いを徹底してください。

食事をする前

空気中にウイルスが漂っている可能性やテーブルにウイルスが付着している可能性もあるので、食事の前後に手を洗いましょう。

職場でスイッチやドアノブを触った時

スイッチやドアノブからは「接触感染」が起きやすいので、触った後に手洗いを習慣化しておくといいでしょう。朝の掃除の時に除菌しておくのもおすすめ!

 

通勤中はマフラーとマスクをする

通勤中はマフラーやマスクで、飛沫感染を防いで。鼻と口を覆うことで、ウイルスの侵入を最小限に防ぐことができます。

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また、マスクをすることで喉や鼻が温まり、乾燥を防ぐことができるのもメリットです。

自分の顔のサイズにぴったり合うマスクを用意して、こまめに付け替えましょう。

 

職場を加湿する

ウイルスが蔓延しないように、室内の空調を18~20度に設定してください。
湿度は50~60%程度がベスト!加湿器を設置して最適な湿度を保ちましょう。

オフィスにおすすめの加湿器!「うるおリッチ」

空気清浄機能を備え、工事不要で1台につき150平米までの広範囲を加湿できる「業務用」の加湿器「うるおリッチ」はオフィスの加湿にぴったり。

水を入れるのは少々面倒ですが、女性1人でも簡単に動かすことができます。

ウイルスによる感染症を予防するためにも、職場で導入を提案してみてはいかがでしょうか?1ヶ月からレンタル可能です。

空調(暖房)の設定温度は19度前後

空調の設定温度は19度前後がおすすめ!暖めすぎると空気が乾燥するので、加湿器を設置していてもその効果が薄まってしまいます。

自宅の部屋には普通の加湿器でOK

オフィスだけでなく、自宅の部屋も空調と室温には気を遣って。ただし、加湿器は普通の雑貨屋さんなどに売っているものでOK!部屋のサイズに合わせて選んでください。

加湿器が苦手な人は、スチームが出るタイプではなく卓上に置いておくだけで良いペーパーや素焼きタイプがおすすめ。洗濯物を干しておくだけでも、部屋が乾燥しにくくなりますよ。

 

まめな水分補給

ウイルス対策にはこまめな水分補給が効果的。その理由は3つあります。

① 喉に付着したウイルスを胃に流し込む

内科・小児科医師などが「20分おきに少量ずつ水やお茶を飲む」という対策をしていると話題になりました。

なぜこのようなことをするのかというと、喉に付着したウイルスを水分で胃に送り込むため。「胃酸」にはウイルスの活性化を抑える働きがあります。

② 喉や鼻の粘膜をうるおしてウイルスの侵入を防ぐ

人間の体の約60%は水分で出来ており、水分が不足すると喉や鼻などの粘膜も乾燥しやすくなります。

ウイルスは乾燥した粘膜に付着しやすいので、こまめな水分補給でウイルスの侵入を食い止めましょう。

③ 侵入したウイルスをたんや鼻水によって体外に排出する

たんや鼻水などは水分から作られており、体外にウイルスを排出する役割があります。

よって、これらを作る材料である水分をこまめに摂取することが大事です。

 

イチゴを食べて十分な睡眠をとる

ウイルスへの抵抗力や免疫力を高めてくれる栄養素「ビタミンC」を豊富に含むいちごは風邪の時にもおすすめの果物。

いちごを食べて、湯船でさっと体を温めて、たっぷり睡眠を取る。
これだけでも悪化を防ぐことができます。

 

 

鼻風邪には薬を処方しない!?最新に医療現場

風邪で病院に行くと「総合感冒薬」や「解熱鎮静剤」などが処方されますが、「鼻風邪には薬を処方しない」という医師が最新の医療現場では増えているそう。

そもそも、勘違いしている人が多いのですが、風邪のようなウイルス感染には「抗生物質」は効きません!抗生物質が効くのは微生物による細菌感染であるということを覚えておいてください。

風邪の初期に薬を飲んで無理に熱を下げたり、症状を抑え込んでしまうことで、かえって治りが遅くなることも。必要以上に薬を飲まないのもポイントです。

 

 

今日のまとめ

ライノウイルス感染対策!鼻風邪の予防に効果的なウイルス撃退法

風邪のウイルスを体内に侵入させない方法は、今回ご紹介したように色々と対策があります。

頭がぼーっとして辛いライノウイルスによる鼻感染を避けるためには、手洗い・うがい・マスク・加湿が大事です。

ただ、日常生活・社会生活を送っていると「ウイルスを完全に避けて生活すること」は不可能!

ウイルスが入ってきた時に追い出せるように、栄養・運動・睡眠などの良い習慣を身につけて“免疫力を高める”ことも意識しておいてください。

◉ ライノウイルスとは
・鼻風邪の原因になるウイルス
・インフルエンザとは違う

◉ ライノウイルスが引き起こす「鼻風邪」とは
・くしゃみ・鼻づまり・水っぽい鼻水などの鼻症状、喉の痛みや咳、頭痛などの症状が現れる
・ライノウイルス以外の原因
→コロナウイルス / アデノウイルス

◉ 鼻風邪が冬に流行するのはなぜ?
・空気の乾燥
・体温低下による免疫力の低下

◉ 鼻風邪の原因となるライノウイルスを撃退する5つの方法
・手洗い・(手洗い出来ない時は)アルコール消毒をする
・通勤中はマフラーとマスクをする
・職場を加湿する
・まめな水分補給
・イチゴを食べて十分な睡眠をとる

◉ 鼻風邪には薬を処方しない!?最新に医療現場
・風邪の初期に薬を飲んで無理に熱を下げたり、症状を抑え込んでしまうことで、かえって治りが遅くなることも

 

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