飲む前にやっている二日酔い対策&お酒の席での接待マナー
上司や先輩との飲み会って正直面倒ですよね。
でも断わるわけにもいかないし、無難に乗り切りたい。それに明日も予定が入っているし二日酔いにはなりたくない・・・。
一番困るのが、上司や先輩が相手だと、自分でお酒の量を調節してこれ以上は飲みたくないという時でも、勧められて飲まざるを得ないということ。せっかくの休日が二日酔いで台無しになったり、仕事に支障がでて「節度がない」と怒られるなんて事態も招きかねません。
そこで今回は、二日酔いにならない方法と最低限覚えておきたいお酒の席での接待マナーをまとめてみました。まずは二日酔いにならない方法からみていきましょう。
先手必勝、先に二日酔い対策を打っておけばお酒の席で何があっても超安心です。
飲む前にやっている二日酔い対策&お酒の席での接待マナー
飲む前に脂肪分を摂取して飲み会へGo!
二日酔いの予防として、空腹状態で飲酒してはいけないということはよく知られていますよね。
ヨーロッパの地中海では飲酒前にスプーン一杯のオリーブオイルを飲むという習慣があり、また、ロシアでは飲酒前にバターやサワークリームを食べ二日酔い予防をすることが広く知られています。どちらも飲酒前に脂肪分と取るというのがポイントです。
脂肪にはアルコールの胃での吸収を大幅に防ぎ、また腸での吸収速度を穏やかにする作用があり、急激な酔いを防止する効果に優れていることがわかっています。飲み会の前に時間がない時は脂肪分を多く含むナッツ類を食べて置くだけでもOKです。
カテキンでアルコールを阻害しておこう!
緑茶成分のカテキンには、アルコールなどの栄養吸収を阻害する効果があります。
最近は高濃度カテキンの緑茶もブームとなりましたが、それらは二日酔い防止にも役立ちます。飲み会前に飲んでおきましょう。ただし、煎茶、玉露、抹茶ではカテキンが微量もしくは含まれないため、効果がありません。
飲み会の途中でもできることはあります。以下の点を注意しましょう。
炭酸飲料割りはできるだけ避ける
炭酸飲料はアルコールの吸収速度を早めてしまいます。
コークハイやソーダ割りなど炭酸飲料で割って飲むよりも、水割りやお茶割りにして飲むほうが二日酔い防止には効果的です。
食べながら飲む
シジミに含まれるアラニンやタコ、イカ、ホタテなどの魚介類に含まれるタウリンはアルコールの分解を助け早めてくれます。
またスープ類や鍋などを一緒に食べながらお酒を飲むことでアルコールの吸収を穏やかにし、結果的に血中アルコール濃度を下げることができます。
寝る前に水分を補給を忘れずに
アルコールには利尿作用があり、飲酒により飲んだ水分以上の水分が失われます。その結果二日酔いの症状を引き起こします。
それを防ぐため、飲酒した日は夜寝る前に最低でも500mlの水を補給するようにしましょう。これで二日酔いを予防する効果があります。
いかがでしたか。これらの対策で飲み会に臨めば、二日酔いを避けることができます。ぜひお試しください!
では、次に飲み会のマナーを見てみましょう。
「無礼講」と言われハメを外しすぎたことはありませんか?いくら無礼講でももう大人です。最低限のマナーを守るようにしましょう。そうでないなら、常識のない人というレッテルを張られ、仕事の人間関係にも影響が及ぶかもしれません。
では、基本的なお酒の席での大人のマナーを見てみましょう。
グラスが空になる前にお酒を注ぐこと
同席している人のグラスが空になったままにしないのが、お酒の席のマナーです。
特に上司や先輩と一緒の席では、相手のグラスや盃が空になっていることに気がついたら、「お注ぎいたします」や「何か飲まれますか」などとすぐに声をかけましょう。
相手がお酒に弱い方ならば、あまりしつこくならない程度にします。断られたとしても、声をかけてもらえたことはうれしいはずです。
断るときは柔らかくお断りする
どうしてももう飲めない、という時は
「お酒弱いんです、せっかく勧めていただいているのに、すみません」
という柔らかく断りましょう。
相手が酔っぱらってしつこく勧めてくる場合は、「先輩は前からお酒が強いんですか?うらやましいですね」とほめ、「どんなお酒がお勧めですか?」と相手が気持ちよく話してくれる話題をふってみましょう。
勧めてくるのを忘れて話し始めるかもしれません。
どうしても相手が注ごうとしてくる場合は、お礼を言って注いでもらい、グラスに口を付けて乗り切りましょう。
相手が見ていないところで、グラスに注いでもらった酒をさっとお椀に移すという方法もあります。
「飲めないって言ってるでしょう!!」とかたくなな態度を取ると場がしらけていまいます。
しつこさにイラッとさせられても、あくまでも笑顔で乗り切るようにしましょう。
時には聞き上手になる
上司や先輩との飲み会で、相手に気持ち良く過ごしてもらうために、聞き上手のテクニックを身に着けましょう。
普段の仕事ではあまり会話したことがないような相手こそ飲み会の時に積極的に話しておくとその後の仕事もやりやすくなります。
口下手であっても大丈夫。質問を使って相手が気持ちよく話してくれるように場の流れを持っていきましょう。仕事熱心な先輩であれば、仕事上の苦労話、一番やりがいを感じる部分などについて質問してみます。
年齢が少し上の上司などであれば、「これからどんな部分で努力したらよいかアドバイスをいただけますか?」と自分の改善点などをきいてみましょう。やる気のある姿勢が評価につながりますし、アドバイスを求められれば相手もうれしいはず。
相手の話を聞く際には、真剣に、「すごいですね」「さすがですね」と相づちを入れ褒めながら聞きましょう。
今日のまとめ
飲む前にやっている二日酔い対策&お酒の席での接待マナー
上司や先輩との飲み会は面倒でもあり、でもこうして考えると会社でのコミュニケーションにとても役立ちます。飲み会で相手の心をつかむことで出世のチャンスをつかむこともあり得るかも?
せっかく参加するなら少しでも楽しめるように、二日酔いの対策とマナーをしっかり実践して臨みましょう!
<二日酔い対策>
・ 飲む前に脂肪分を摂取して飲み会へGo!
・ カテキンでアルコールを阻害しておこう!
・ 炭酸飲料割りはできるだけ避ける
・ 食べながら飲む
・ 寝る前に水分を補給を忘れずに
<接待マナー>
・ グラスが空になる前にお酒を注ぐこと
・ 断るときは柔らかくお断りする
・ 時には聞き上手になる
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