海外旅行でお腹を壊したくない!旅先の水で下痢しない方法
いくら注意していても、旅先でお腹を壊すことはあります。特に海外旅行ならなおさら!その日の体調や運も関係するけど、できるだけリスクは減らしたい。
一般的には、飲料水はペットボトルに入ったミネラルウォーターしか飲まない、歯磨きだってミネラルウォーター。シャワーを浴びる時は水が口や鼻から入らないようにする。
高級ホテルであったとしてもプールで顔を水につけない、潜らない。氷だってキケン。“Without ice, please. ”が基本。
その理由をご存知でしたか?海外旅行で最もかかりやすい病気って何か知っていますか?・・・それはズバリ「下痢」です!旅先で起こる下痢をすべてひっくるめて「旅行者下痢症」という言葉があるくらいポピュラーなんです。
しかも、海外旅行に行った人の半数以上の人が旅行先に到着後5日以内に下痢をすると言われています。
旅先が発展途上国になるとそれが一気に7~8割にも達するというから驚きです。楽しいはずの海外旅行がお腹を壊して台無しになってしまわないように気をつけたい5つの注意、必見です!
海外旅行でお腹を壊したくない!旅先の水で下痢しない方法
生ものは口にしない
先進国に比べてアジア地域は食中毒や寄生虫の衛生基準が日本よりも緩いため、そのまま生で食べるとお腹を壊してしまうような食品が日常的に観光客に出されていたりします。
また、気温の高い屋台で直射日光やほこりっぽい外気にさらされたまま長時間並べて売られている食品も少なくありません。うっかり食べてお腹を壊して旅先で寝込んでしまわないように、避けておくのがベストです。
特にエビ、貝、淡水魚や海鮮料理は要注意です。
そして、生野菜のサラダや果物だって立派な生もの。サラダを洗った水が不潔だったり、不潔な手で調理されたフルーツはとっても危険です!フルーツは必ず皮をむいていないものを自分でむいて食べること!
衛生面が信頼できる所で食事する
旅先では衛生面で信用のあるホテルのレストランだけで食事をするのがベストです。でも現地事情でそうもいかないこともありますよね。
食堂などで食事をする場合、生ものを避けて加熱されている料理を頼んでも、出された取り皿やスプーン、フォーク、箸などが不潔だとどうにもなりません。
消毒用アルコールのウェットティッシュで食器やカトラリー類を拭くか、あらかじめ割りばしなどの「マイ箸」を用意して用心しておくにこしたことはありません。
そして屋台などでの食事は極力避けましょう。
ドリンクに入ってる氷に注意
お腹を壊す原因が「旅先の水だった・・・」という話はよく聞くので、水や飲み物にも注意して細心の注意を払っていたのに運悪く激しい下痢に襲われてしまう事も(涙)。
旅先での環境変化で体調不良になったり、現地の料理の油や水が合わなかったなど、理由はいろいろ考えられますが、一番ありがちな原因って実は飲み物の氷なんです。
特にアジア地域の旅行の際に、現地の飲物に入っている氷には要注意!
ごく一部を除き、氷は清潔とはいいがたい水道水をそのまま凍らせて作っているからです。しかもこの水道水は、不純物を沈殿させたり、ろ過や煮沸などのひと手間をかけずにすぐ口にしてしまったらあっという間にお腹を壊してしまうような代物だったりします。
アジア地域のホテルでは中級クラス以上のホテルでも氷は水道水で作られている場合が少なくないので、飲み物を注文する時には、「氷はナシで!」が基本です。
安心できる氷入り飲料は、外資系のファストフード店の飲物の氷で、衛生管理が先進国の本国レベルで徹底していればお腹を壊す心配なく口にできます。
ペットボトルの水だって要注意
「製造元のちゃんとしたメーカーさんのペットボトルの水だったら安心でしょ!?」そう思っていませんか?
ペットボトルの水だってそのまま安心する事はできないんです。どういうことでしょう!?
ペットボトルの水が出てきても、そのボトル、封が切られていませんか!?
未開封のペットボトルの水はミネラルウォーターかもしれませんが、封が切られていたらその中身はまず間違いなく現地の水道水だからなのです!
安いホテルなどでは、空のペットボトルを集めてそれに水道水を入れて部屋に置いていることがよくあるのです。これを知らずに飲んでしまうとお腹を壊してしまいます。
お店で売られている未開封のミネラルウォーターでも、その衛生基準は国によってまちまちなので、日本の衛生基準値から大きく外れた危ないミネラルウォーターが当たり前に流通していたりしたりもします。
くれぐれもペットボトルの水であってもよく調べて、飲んでも安心かどうか確認しておきましょう!
フィルター付きボトルで安心な水を確保する
出されたペットボトルの水も何だか不安・・・という人におススメなのが、ろ過機能のついたフィルター付きウォーターボトルです!
製品には多くの種類がありますが、アメリカ製やイギリス製のろ過機能付きウォーターボトルは、ウイルス、バクテリア、寄生虫、菌類をほぼ完全にろ過してしまう性能の高さです。
その信頼性から、途上国で活動する各国の国際援助機関でも採用されており、日本で入手することも可能です。
旅先でどんな水が出てきても対応できるようにしておきたいアナタにはピッタリですね。
今日のまとめ
海外旅行でお腹を壊したくない!旅先の水で下痢しない方法
旅先で下痢に見舞われないために、こんなにも気をつけないといけないんだ!・・・って驚きましたか?
言い換えれば、それだけ日本は衛生事情や水事情に恵まれているという証拠です。
体に触れる水は「不潔かも」という前提で、できるだけ危ない水や食品を避けるのが肝心。
旅行という環境の変化の中では、いつもより体調を崩しやすくなっているもの。
くれぐれも用心して楽しい旅に水を差さないようにしましょう!
・ 生ものは口にしない
・ 衛生面が信頼できる所で食事する
・ ドリンクに入ってる氷に注意
・ ペットボトルの水だって要注意
・ フィルター付きボトルで安心な水を確保する
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