風邪に効く食べ物&早く治す方法!ひき始めにはやっぱり葛根湯?
この時期、風邪を引くことは多いですね。風邪だけではなく、インフルエンザやノロウイルスなど感染症もたくさん流行しますが、一番多いのが風邪ではないでしょうか。
風邪というと、のどが痛くなったり、鼻水が出たり、熱が出たり・・・人によって最初に出る症状が違うなどと言われていますが、そもそも風邪とはどのような病気なのでしょうか?
風邪とは、上気道の炎症性の病気で 上気道炎とも言います。鼻、口から声帯までを「上気道」と言い、その空気の通り道で起こる炎症のことを上気道炎、つまり風邪と呼んでいます。その下の下気道の炎症は気管支炎と言い、その下の肺の炎症を肺炎と言います。
風邪は、上気道の炎症を指すものなのですが、同じような症状でもインフルエンザやほかの感染症の場合がありますので、それらを除いた症状のものを言うようです。ちょっと定義が曖昧ですが、自分で勝手に風邪だと判断せずに、早めに病院に行くのが一番ですね。
しかし、仕事で帰りが夜遅かったり、土日休みでなかなか病院がやっているときに行けないという人もいます。そういう人のために今日は、風邪の引き初めや風邪をひいてしまったときの対処法についてご紹介していきます。
風邪に効く食べ物&早く治す方法!ひき始めにはやっぱり葛根湯?
風邪の引き始めに、葛根湯を…。
まず、はじめは風邪の引きはじめに「葛根湯」です。葛根湯という漢方薬を聞いたことがないという人は少ないですよね。
「おばあちゃんが飲んでいる」なんてイメージがあるかもしれません。私の祖母も葛根湯をよく飲んでいました。
葛根湯とはそもそもどんな漢方薬なのでしょうか?
アラサー女子のみなさんは、もう過去に何回も風邪を引いたことがありますよね?
自分が風邪を引いたとき、引きはじめだなと感じるときはどんな症状になるか、大体わかっているのではないでしょうか。
そう、その風邪の引きはじめというのが実は一番大事なんです。そして、風邪の引きはじめのときに素早く飲むと効果があるのが葛根湯です。
引きはじめのときに飲むと、熱が上がり、外部から侵入した風邪のウイルスを弱らせる効果があります。発汗を促し、体温を下げてくれます。
風邪のウイルスを弱まらせるには37度必要だといわれています。37度になると一気にウイルスは動きを弱めるんだそうです。
そこで、引き始めてウイルスがまだ入ったばかりのときに体温を上げウイルスの動きを弱めてしまえば悪化せずに、治りも早くなるということなんですね。
葛根湯は、上手に使えば効果を発揮してくれるものなのです。
葛根湯がないという場合は、厚着をして体温を上げたり、あったかいお風呂に入るというのも効果的です。
昔、薬も変えなかった時代に、風邪かな?と思ったら熱いお風呂に入って汗をかいて風邪を治していたという話を聞いたことがありますが、理にかなっていたんですね。
漢方薬は食前に飲むようにと書いてありますが、もし食後に風邪っぽい症状が出てしまった場合でも、食前になるのを待って飲むよりもすぐに飲んだ方がいいということなので、自分の感覚で風邪っぽいかな?と感じたらすぐ飲むようにしてみてくださいね。
風邪に効く!身体温める鍋焼きうどん
一人暮らしのアラサー女子のみなさんが風邪をひいてしまうと大変ですよね。家族が近くに住んでいる場合はいいですが、自分しかいないときはツラいものです。
土日のスーパーに行って、混んでいるレジに並んで・・・というよりは、近くのコンビニで済ませたいと思ってしまいませんか?
でも、コンビニってあまり身体にいいものを売っているイメージがないですよね。
しかし、使いようでは身体にいい栄養を摂ることができるのです。
私が風邪の引きはじめにオススメなのが鍋焼きうどんです。コンビニで色んな種類の鍋焼きうどんが売っています。
アルミ製の鍋にうどんとネギなどの具が乗っていて、ガスで温めるだけですぐに簡単鍋焼きうどんができてしまいます。
風邪の引きはじめには身体を温めることが大事です。そして、うどんが食べたくなりませんか?
でも、ねぎを切って、かまぼこを切って・・・とやっているとめんどうですよね。それなら最初から入っているものがいいんです。便利なんです。
私はいつもいくつかストックしておいて、温かいものが食べたくなったときや、風邪の引きはじめに食べるようにしています。
この鍋焼きうどんにチューブのしょうがを加えてあげると、より風邪を早く治してくれるような気がして、いつも入れています。
風邪を引いたらビタミン補給!リンゴ&はちみつ
風邪には果物がいいという話を聞いたことがありませんか?
そして、風邪っぽいなと感じたときに、果物を無性に食べたくなりませんか?
私は、風邪を引くとリンゴを食べたくなります。風邪のときにリンゴを食べると、生き返るような気持ちになりますよね。
でも、風邪を引いたときにリンゴの皮をむくのってとってもめんどうです。私は、日ごろからリンゴをたくさん買っておいて、暇なときに皮付きのままカットして冷凍しておきます。
それを、体調が悪いと感じたらレンジで温めて、はちみつをかけて、シナモンパウダーを振りかけて食べています。ワインの中に入れて温めてホットワインにしてもいいですよね。
リンゴは医者いらずといって昔から風邪を引いたらリンゴを食べるという習慣がありますよね。
リンゴはそれ自体の栄養価は高いとは言えませんが、風邪の初期にはとてもいい果物なのです。
まず、水分補給になります、そしてペクチンが含まれているので整腸作用があり、風邪で下痢をしてしまったときにもオススメです。
さらに、はちみつはのどの炎症を抑える効果もありますし、ビタミンやミネラルなどの栄養価も高い食材です。
一緒に組み合わせてとることで、風邪の初期症状に効いてくれます。
リンゴも、最近ではコンビニで売っているところもありますので、近くのコンビニに行ったときには確認してみてくださいね。
朝食はパンよりご飯
風邪のとき、どんなものを食べるイメージがありますか?
小さい頃、どんなものを食べていましたか?
イメージするのはやっぱり「おかゆ」や「雑炊」などではないでしょうか?
梅干しがゆ、卵がゆなどいろいろなおかゆがありますが、どんなものでもOKです。おかゆは身体が温まりますので、風邪の初期に食べたい料理の一つです。
食欲がないときでも、さらっと食べられてしまいますよね。
パンの方が食べやすいという人もいるかもしれませんが、風邪を早く治すという観点から見ると、おかゆなどの方がオススメです。
今、いろいろなレトルトのおかゆが売られています。いくつかストックしておけば、いざというときに役に立ちますよ。自分でおかゆを作るとなるとちょっと面倒ですが、レトルトなら温めるだけですぐ食べられるので便利ですよね。
それに、非常食として置いておくのにもオススメです。
いくつか置いておいて損はないですね。
冬は、常日頃からパン食よりもご飯食にして、身体を温める工夫をしておくのも風邪予防になるかもしれません。
食べたいものを食べるのも大事!
風邪をひいてしまったとき、あるいは引きはじめだなと感じるときいつも私がやること。それは、「食べたいと感じるものを食べること」です。
のどが痛いなと思ったら、のどを冷やすアイスクリームを食べたくなるのが本能です。しかし、風邪を早く治すという点でいったら、あまり冷たいものは食べない方がいいんですよね。
しかし、とりあえず引きはじめは食べたいものを食べてストレスをなくすというのが一番。
これから熱が上がるかもしれない、ウイルスと闘う身体のために、好きなものを食べさせてあげるというのも一つの方法ですよ。
今日のまとめ
風邪に効く食べ物&早く治す方法!ひき始めにはやっぱり葛根湯?
いかがでしたか。先日、あるテレビでお医者さんが風邪予防として行っている方法をやっていたのですが、その先生は、10分から15分に一回水を飲むんだそうです。
ウイルスは水で流れるので、上気道についたウイルスを水を飲むことによって洗い流し、胃に持っていけばウイルスは胃酸で死んでしまうということでした。
なので、どうしても外で過ごさなければならないとか、人ごみに行かなければならないときは水を持参してこまめに飲むようにするといいかもしれませんね。
・ 風邪の引き初めに、葛根湯を…。
・ 身体温める鍋焼きうどんを手軽に。
・ ビタミン補給!リンゴ&はちみつ
・ 朝ごはんはパンよりご飯
・ 食べたいものを食べるのも大事!
− − − −
職場でもインフルエンザや風邪で体調を崩す人が増えています。
兎にも角にも免疫力を上げるしか対策はないようです。
あなたにオススメの記事
当サイトへのご訪問ありがとうございます。記事のご愛読に感謝します。