DHEAなど若返りホルモンの分泌をドバっと増やしながら若返る方法

ホルモンとは、体内で分泌されるもので“情報伝達の役割”を担う物質のことを言います。

その種類は100種類以上と多く、私たちの血管の中を駆け巡っているんだそうです。

女性の場合は、生理・妊娠・出産などの知識で「エストロゲン」や「プロゲステロン」は知っているかもしれませんね。

今回はそういったホルモンの話を深掘りしていきます。

そうそう、近頃はこんなことも言われていますね。

「若返りホルモンが女性の若さに関係がある」
「デリケートゾーンケアをして女性ホルモンを活性化!」

このような話から、ホルモンケアに興味を持っている女性が増えているそうですよ。

ただし、一言でホルモンとは言っても若返りに良いホルモンと悪いホルモンがあるということも学んでいきましょう。

それから、普段の生活では何を意識すればいいのかも気になりますね。食事・運動・睡眠など正しいホルモンケアの方法を解説します。

そして最後に「恋愛で若返りホルモンがたくさん分泌されて、若返る・・・」という噂は本当なの?

についても徹底解明いたします。

こういう話は難しいと思っていた人も、簡単に噛み砕いて説明していますのでぜひ最後まで読んで実践していただければと思います。

DHEAなど若返りホルモンの分泌をドバっと増やしながら若返る方法

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ところで「若返りホルモン」って何?

若返りホルモンとは、老化現象を抑制して体を若々しく保つホルモンの総称のこと。性ホルモンや成長ホルモン、これらの分泌をサポートするホルモンも若返りホルモンの一種です。

具体的には、以下の5つが若返りホルモンと言われています。

エストロゲン

女性ホルモンのこと。女性の美しさや魅力を高めるホルモンで、きちんと分泌されていれば肌や髪などが綺麗に。骨の丈夫さや自律神経の安定にもつながると言われています。

テストステロン

男性ホルモンのこと。皮下脂肪の抑制や筋肉を増やす効果があり、やる気を引き出すなど心の若々しさもサポート。

DHEA

副腎から分泌されるステロイドホルモンで「エストロゲン」や「テストステロン」などの性ホルモンの原料となります。ストレスの軽減、免疫力や代謝を高める、生活習慣病を予防するなどの効果が期待できます。

メラトニン

深い眠りのためのホルモンで、睡眠の質を高めてくれます。その他、老化の原因物質である「活性酸素」を除去する働きがあるとされ、近頃はアンチエイジング効果にも注目が集まっています。

成長ホルモン

寝ている間に分泌されるホルモンです。日中の活動で傷ついた細胞や組織を修復して、新陳代謝を活発にするなどの働きがあります。

 

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若返りホルモンは歳を重ねていくと減っていく?

上記でご紹介した若返りホルモンは、残念ながらどれも年齢とともに減少していくことが分かっています。

しかし、全く分泌されなくなるわけではないので努力次第で、若々しい見た目や健康を維持することが可能。

同年代なのに老化のスピードに個人差があるのは、この若返りホルモンが関係しているということも覚えておいてくださいね。

 

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若返りホルモンの分泌を促す方法

エストロゲンを増やしたいのなら大豆食品

女性ホルモンと似た働きの「大豆イソフラボン」を含む大豆製品の摂取がオススメです。また、肌のケアでは女性ホルモンを活性化する「ザクロ」のオイルや、今話題のデリケートゾーンのケアに取り組むのも◎
自律神経を整えるために、軽めの運動やアロマも取り入れてみてはいかがでしょうか?

テストステロンを増やすには筋トレが重要

食事では男性ホルモンの生成に働きかける「亜鉛」や「ビタミンD」の他、筋肉のパフォーマンスを高める「マグネシウム」を摂るようにしてみてください。
男性ホルモン値を増やすには筋トレも有効。下半身への負荷が大きなスクワットを行うと◎

DHEAを増やしたいのなら玄米を食べるといいね

血糖値の急激な上昇を防ぐ低GIの食事と、トレーニングが効果的です。低GIの食品は白米や食パンよりも、玄米や全粒粉のパンのように「白」より「茶色」っぽい食品に多いと覚えておきましょう。

メラトニンには毎朝の日光浴が有効

メラトニンの分泌の妨げとなる夜間の「ブルーライト」をなるべく浴びないようにしましょう。それから、メラトニンの分泌には体内時計をリセットするために日の光を浴びることが大事。日焼けしたくない場合は、手のひらをかざすだけでも効果あり!

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成長ホルモンの分泌させためには十分な睡眠が必要

成長ホルモンは入眠後3時間の間に分泌量がピークに。睡眠の質を高めることが大事です。寝室の環境を整え、寝る前に布団の上で腹式呼吸や軽めのストレッチをするのもオススメです。

 

若返りホルモンとは逆の働きをする老化ホルモンとは?

若返りのホルモンがある一方で、老化を促進させるホルモンの存在も。

「老化ホルモン」が出すぎると「若返りホルモン」の動きが鈍り、
太りやすくなったり、疲れやすい体になるなどのデメリットが生じます。

よって、これらをなるべく増やさないようにすることが、老化を防ぐ手がかりになると言えるでしょう。

インスリン

インスリンは膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げる働きがあります。しかし、血糖値の急激な上昇や下降がたびたび起きていると「糖化」が起こり、肌の弾力が低下するなど老化が進んでいきます。

血糖値の急激な上昇を抑えるには、糖質制限が有効ですがベジファースト(=野菜を先に食べること)など食べる順番を変えるだけでも改善できます。

コルチゾール

副腎皮質から分泌されるステロイドホルモンで、別名“ストレスホルモン
”とも呼ばれています。疲労やストレスで分泌量が増え、血圧や血糖値の上昇を招くことが分かっています。

十分な睡眠、バランスの良い食事、ストレスケアを心がけて副腎の疲労を軽減しましょう。

 

恋愛をすると若返るって聞いたけど・・・本当?

恋愛をすると若返って綺麗になるという話は半分本当。

恋愛状態にある時の脳からは「PEA(フェニルエアチミン)」と呼ばれるホルモンが盛んに分泌されます。このホルモンには、食欲の抑制効果があるのでダイエットの成功率が高まります。恋愛初期の女性が痩せて綺麗になるのはこのためです。

また、恋愛時の脳は非常に活発に動いているそうで、その状態が若々しさにつながるという意見もあります。

その他、恋愛のドキドキによる「ドーパミン」やパートナーとのふれあいによる幸せホルモン「オキシトシン」なども女性の美しさに磨きをかけます。

つまり、若返りホルモンとは別の良いホルモンが分泌されるので、そのことが容姿にも影響して若々しく見えている。

もしくは、好きな人と過ごすことで女性ホルモンのバランスが安定したり、ストレスが軽減して良い心の状態が若々しさにつながっている。

というのが、本当のところではないかと考えます。

 

今日のまとめ

DHEAなど若返りホルモンの分泌をドバっと増やしながら若返る方法

若返りホルモンを分泌させるには、恋愛ではなく食事・運動・睡眠などの良い生活習慣の積み重ねが必要です。

老化ホルモンは食事の質が悪かったり、お酒やタバコなどの影響、ストレスフルな生活で増加します。

今の生活で問題がある場合は、まずはそこから改善してみてください。

この先、少しでも長く元気に健康でいるためにも綺麗でいるためにも、今のうちからしっかりと良い習慣を身につけていきましょう。

◉ ところで「若返りホルモン」って何?
・エストロゲン
・テストステロン
・DHEA
・メラトニン
・成長ホルモン

◉ 若返りホルモンは歳を重ねていくと減っていく?
・努力次第で維持可能

◉ 若返りホルモンの分泌を促す方法
・エストロゲン
→ 「大豆イソフラボン」を含む大豆製品の摂取がオススメ
・テストステロン
→ スクワットを行うと◎
・DHEA
→ 血糖値の急激な上昇を防ぐ低GIの食事と、トレーニングが効果的
・メラトニン
→ 体内時計をリセットするために日の光を浴びることが大事
・成長ホルモン
→ 睡眠の質を高めることが大事

◉ 若返りホルモンとは逆の働きをする老化ホルモンとは?
・インスリン
・コルチゾール

◉ 恋愛をすると若返るって聞いたけど・・・本当?
・食欲の抑制効果のあるPEAやドキドキすると出るドーパミン、そして幸せホルモンのオキシトシンが分泌されるので、恋愛をすると若返って綺麗になるという話は半分ホントなんです。

 

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