人工知能の使い道と実用例!AIに取って代わられる仕事と残る仕事
AIとは人工知能(Artificial Intelligence )のこと。それくらいなら誰でも知っている。問題なのは、AIが世の中に出回るといったい何が起こるのでしょうか?
いや、もうすでに何かが起きているのかもしれませんね。ロボットがAIで動き出す世の中になったら、人類の敵になってしまうかも。
そこで今回は、今使われているAIの実用例と、これから活躍するであろうAIについてまとめてみました。
人工知能の使い道と実用例!AIに取って代わられる仕事と残る仕事
今話題の人工知能「AI」とは?
AIという言葉をニュースで聞かない、見ない日はないというほど身近な存在になってきましたね。AIとはArtificial Intelligenceの頭文字をとったもので、日本語で人工知能という意味です。人の知能に取って代わるものというイメージですが、実際のところとても幅広いものですね。
映画ターミネーターを見たことがある人なら、AIやロボットというものがちょっと怖いと思っている人もいるかもしれません。私自身、実はロボットとかAIというものに少し怖いイメージを持っていました。
「2045年問題」という言葉を聞いたことがありますか?
今から約30年後ですが、アラサー女子のみなさんなら60代といったところでしょうか?
その頃には、なんと、人工知能が人間を上回るのではないかと言われているのです。コンピュータ技術がどんどん進化し続けて行って、AIが自分より優秀なAIを開発し、さらにまたそのAIが自分より優秀なAIを開発する・・・そしていずれ人間の知能よりも優秀なAIが生まれる。それが、2045年問題なのです。
シンギュラリティなんていう言葉でも表されます。つまり、技術的特異点といって、コンピューターの知能が人間を超える現象、またはその瞬間を意味する言葉なのですが、特異なんて聞くとやっぱり怖いですよね。AIは私たちの生活を確実に便利にしてくれるものですが、その一方でリスクもあるんだなと感じます。
では、今使われているAIの実用例と、これから活躍するであろうAIについて詳しく見ていきましょう。
身近なAI、ソフトバンクpepperくん
AIやロボットと聞いて一番はじめに思い浮かぶのはpepperくんかもしれません。ソフトバンクが開発したロボットで、あの白くてちょっと大きめで、とぼけた表情が特徴のロボットさんです。
はじめて見たときの衝撃ったらなかったですよね。あのいかにもロボットな感じの外見、どこ見ているんだかわからないつぶらな瞳。これぞロボットって感じなのに受け応えがしっかりしていて、近未来を感じさせてくれる存在です。
発売ごとに1000台限定なのですが、とにかく即完売という大人気商品です。
胸につけたタッチパネルで操作、アプリを使っていろんなことができ、pepperくんも出来ることがどんどん増えていきます。子供用の教育アプリを使うと、pepperくんと一緒に学ぶことができるので、勉強が苦手という子供さんには楽しく学べていいですよね。
家族の一員であり、よくできたコンシェルジュであり、ペットのような存在でもあり・・・そんなpepperくんの人気はこれからも続きそうですね。
もっと身近に感じられるAIが最近発売されました。それがシャープから発売されたロボットスマホ「ロボホン」です。Pepperくんよりもややペット感の強いロボットです。
しかしこちらも本格的で、アプリによって出来ることが増えていきます。背中に画面がついていて、電話ができるのはもちろん、アラームで起こしてくれたり、天気を教えてくれたりといった一般的なスマホでできることはほとんどできます。
好きなアーティストの名前や曲名をロボホンに聞くと、YouTubeなどで音楽や動画を探してくれるんです。さらにプロジェクター機能があるので、自分だけで楽しむのではなく、家族や友達とみんなで動画を楽しむことができちゃいます。
さらに、ロボホンに好きなことを聞けば答えてくれますし、やってほしいことを言うと、やってくれるんです。小さいけれど実力派という感じですね。
身近なAIに触れてみるのもおもしろいかもしれませんよ。
ライターの危機?記事もAIが書く
今、人工知能が記事を書いているというのを知っていますか?
記事は人が書くものというイメージがありますが、もうすでにAIに記事を書かせている会社は実際にあって、今この瞬間にもおもしろい記事をAIが作成しているのです。
ちなみにこの記事はごくごく普通の凡人が書いておりますが、記事作成は何年かのうちに人ではなく、AIが書くものになってしまうかもしれませんね。
それだからこそ、おもしろい記事、人間だから書ける温かみのある記事を書けるように人間が努力しなければなりません。と、自分に言い聞かせています。
車を運転しない時代が来る。AIが運転手に
自動運転車の話題も、毎日のように目にしますよね。
日産から8月に発売される新型セレナには自動運転技術「プロパイロット」というものが搭載されているそうです。
先行車の追従運転に対応して走行することが可能で、現在のところ高速道路、単一車線のみの対応でレーンチェンジはできませんが、カーブは曲がることができるそうです。
このニュースを見たとき、自動運転がいよいよ身近になってきたなと感動しました。
自動運転車なんて、ドラえもんの世界という感じがしていたのに、自分が生きている間に実現するかもしれないなんてやっぱりすごいですよね。
空飛ぶ車、自動運転してくれる車・・・そんな夢のような話が今現実になろうとしているのです。
そんな中、米グーグルが開発中の自動運転車について、搭載される人工知能を連邦法上の運転手とみなす方針というニュースを見ました。
いよいよ、ロボットが車を運転する完全に自動運転する車が生まれるかもしれません。
今はまだ運転のサポートをしてくれても、運転席に人が乗っていなければならず、完全な自動運転とは言えません。
しかし、AIが運転手ということになれば、ただ乗っているだけで目的地に着ける・・・そんな日が近い将来やってくるのです。これはお年寄りが多い日本にとっても、ありがたいことですよね。
ロボットは東大に入れるか?どんどん頭が良くなっています
「東ロボくん」という言葉を聞いたことがありますか?
ニュースでもやっていたので、知っている人も多いかもしれませんが、2011年に国立情報学研究所が中心となって立ち上げたプロジェクトで、「ロボットは東大に入れるか」ということを研究、開発が進められる人工知能の名称なんです。
AIと聞くと頭がいいイメージですよね。だから、東大になんてラクラク入れるんじゃないの?って思ってしまいますが、そういうことでもないみたい。
2016年度までに大学入試センター試験において高得点を獲得し、2021年度の東京大学入学試験突破を目標に掲げています。
2013年秋、代々木ゼミナールで行われた初の模擬試験に挑戦しまずまずの成績をおさめているそう。
今年の大学入試センター試験でどれくらいの点数が出るのかということに注目が集まっています。
大切な存在になるかも?AIの秘書が欲しい
秘書といえば、恰幅のいい社長さんが連れている美しくて仕事ができる女性というイメージですが、優秀な秘書を雇うのなんてお金がなきゃ無理!ですよね?
スケジューリングからメールのやり取りもしてくれ、出張があれば安いホテルを探してくれたり、接待に使う美味しいお店を見つけてくれたり・・・。
そんな優秀な秘書がいてくれたら。女性でもそんなふうに思うことありませんか?
今、AI秘書というのに注目が集まっています。
2014年に設立されたニューヨークにある x.ai (エックスドットエーアイ)社が2年前から開発しているスケジューリングに特化したAI、「Amy(Amy Ingram)」。
Amyの使用方法は、まず相手先とのメールを始める際に Amy に Cc: します。
候補日や時間帯、場所などをメールの本文に入れるとそこからはAmyが代行してくれるというもの。
ビジネスの内容はもちろん、個人的な食事や飲み会の予定も調整してくれるとのこと。さらに、Amyには学習機能も搭載されているので、いつも空いている時間を把握してくれたり、休みの日、休憩時間、お気に入りのお店などを把握し、効率よく予定を組んでくれるようになるのです。
まだ日本語には対応していないようですが、これからこういうAI秘書がどんどん増えてくることでしょう。自分でスケジューリングしなくても、優秀で美しい秘書がいなくても、忘れっぽい人でも、これがあれば安心ですね。
今日のまとめ
人工知能の使い道と実用例!AIに取って代わられる仕事と残る仕事
いかがでしたか。実際に使われているAIの機能ってたくさんあるんですよね。「これもAIなの?」って驚いてしまうものもあります。
近い将来、AIに取って代わられる仕事もたくさん出てくるようですが、これからも社会で活躍できるように、自分の存在感をアピールできるような仕事を探してみるのもいかもしれませんね。
・ 今話題の人工知能「AI」とは?
・ 身近なAI、ソフトバンクpepperくん
・ ライターの危機?記事もAIが書く
・ 車を運転しない時代が来る。AIが運転手に
・ ロボットは東大に入れるか?どんどん頭が良くなっています
・ 大切な存在になるかも?AIの秘書が欲しい
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