スーツの時に着てはいけないインナーのカットソー 着こなしマナー
最近、上手にレディーススーツを着こなしているアラサーをよく見かけますよね。デキる女の雰囲気が漂う、そんなスーツ姿の女性のインナーとしては、動きやすくてお手入れも楽チンなカットソーがオススメです。
もちろん、パンツスーツとスカートスーツでインナーを使い分けたほうがカッコいいです。
その前に、そもそも着てはいけないインナーを知っておくのも大切。例えば、黒のスーツを着る時にインナーが黒のカットソーだったら、職場ではちょっと浮いてしまいますよね。
そこで今回は、スーツの時に「着てはいけないインナーのカットソー」をお伝えしますので、スーツのインナーの着こなしマナーを頭のなかに入れておいて下さいね。
定番のカットソーでも、デザインやコーディネートの仕方によっては「これはちょっと…」と職場では失礼になってしまうかもしれませんから。
スーツの時に着てはいけないインナーのカットソー 着こなしマナー
黒のスーツに黒のカットソーはマナー違反!?
引き締まって見える黒のカットソーは、かっこいい大人の女性を演出するのにぴったりのアイテムですが、使い方には注意が必要です。
特に黒のスーツに黒のカットソーを合わせてしまうとなんだか喪服のようになってしまいますし、ダークなグレーのスーツに黒のカットソーを合わせると暗く重たい印象の女性になってしまいます。
だから、黒のインナーにはベージュやオフホワイトなど明るい色合いのスーツを合わせるのがおススメです。黒のインナーに、明るいライトグレーのスーツを合せると、重たくなりすぎずにキリっとかっこいい”できり女”の雰囲気になりますよ。
もし黒のインナーをグレー系の落ち着いた色のスーツに合わせたいときは、華やかなアクセサリーやスカーフなど、小物を使って変化をつけましょう。その際のアクセサリーにはゴールドを使うと良いです。
コットン100%のカットソーはNG!?
肌触りがよく、着心地のいいコットン100%のカットソーですが、大人の女性のスーツのインナーとしてはやや不向きです。
コットンは見た目がカジュアルで、スーツの素材感と合わずにちぐはぐした印象になってしまいます。特に白のコットン100%のカットソーは、シンプルなデザインのものだと、肌着のよう野暮ったくに見えてしまうこともあるので、あまりオススメできません。
スーツのインナーのカットソーとしては、ポリエステルやレーヨンなどの素材、もしくはこれらが混合されている素材がおススメです。光沢やツヤのある生地のカットソーを選ぶと、大人の女性らしい雰囲気になりますよ。
インナーにドレープを着るならバランスを考えて
胸元にドレープの付いたカットソーは大人っぽくて素敵ですね。ですが、カットソーだけできるのなら問題ありませんが、ドレープ部分が大きすぎるとジャケットのボタンをしめたときに邪魔になってしまいます。
女性のスーツはジャケットのボタンはすべてしめるのが正しい着方です。ボタンをしめたときにドレープの部分がもたつくようであれば、その組み合わせはNG。
ドレープに限らず、リボンやフリルなど、胸元にボリュームのあるデザインのカットソーを着る場合には、ジャケットのボタンを全部しめて、邪魔にならないか、バランスがおかしくないか、もたついていないかを鏡の前でチェックするようにしましょう。
裾・袖の長さに注意!7分袖のカットソーが無難かも
カットソーの裾がジャケットの裾から出てしまうのは、だらしない印象を与えてしまいます。
ジャケットの裾からはみ出さない長さのカットソーを着るようにしましょう。ジャケットの裾が短いデザインのものであれば、カットソーの裾はスカートやパンツに入れた方が良いです。
パンツスーツの場合、シンプルなカットソーをパンツの中に入れて、細めのベルトをすると、きりっとしたかっこいいコーディネートになりますよ。スカートならば、ふんわりとしたカットソーをスカートの中に入れるとフェミニンな装いになります。
また、袖もカットソーの袖がジャケットの袖からはみ出さないようにしましょう。
男性の場合は、シャツの袖がジャケットの袖から少し出るように着ますが、女性の場合はジャケットの袖からはみ出してはいけません。
7分袖のカットソーなら、袖が短めのジャケットでもはみ出す心配がありませんので使いやすいですよ。
透け過ぎる&開きすぎるカットソー!職場ではマナー違反?
透け感がありすぎてセクシーな雰囲気になってしまうカットソーや、胸元が開きすぎているカットソーは、スーツの場合にNGというよりも、オフィスマナーとしてNGです。
「ジャケットを着ているから見えない」と思われるかもしれませんが、オフィス内でジャケットを脱ぐ場面はあるかもしれませんし、胸元が開きすぎているのはジャケットを着ていても目に付くものです。
あまりにセクシーなデザインのものは、スーツにもオフィスにもそぐわないので、いくらインナーといえども控えるべきでしょう。
特にオフィス内では、ジャケットを脱ぐことも想定して、透け過ぎていないか、かがんだ時に胸元や背中が見えないか、ということにも気を配りましょう。シフォン素材など透け感の強いものには、内側にもう1枚インナーをプラスするなどの配慮も必要です。
今日のまとめ
スーツの時に着てはいけないインナーのカットソー 着こなしマナー
いかがでしたか。ワンパターンでマンネリ化してしまいがちなスーツスタイルに変化をつけてくれる、インナー。
色・素材・デザインの豊富なカットソーは、秋冬向けのスーツのインナーとしても相性ばっちりで、オフィスでの秋コーデを彩ってくれるマストアイテムです。
NGパターンに気を付けながら、いろんなコーディネートを試してみて、あなたらしいスーツスタイルをみつけてくださいね。
・黒×黒
・コットン100%
・ドレープ
・裾・袖の長さに注意
・透け過ぎる&開きすぎる
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