換気扇から油が垂れてきた原因は?賃貸マンションの対策費用は?

換気扇から油が垂れてきた原因は?賃貸マンションの対策費用は?

私が住んでいる賃貸マンションのキッチンで、以前ビックリすることがありました。

換気扇を回したらボタボタと“茶色っぽい変な油”が垂れてきたんです。

確かに自炊はするけれど、揚げ物の調理をすることなんてなかったのに・・・。

この油はどこからやってきたの?
私のせい?それとも私の前に住んでいた人のせい?

まずいことが起きたなと、パニック状態になってしまいました。

油が垂れてくる原因や対策などを事前に知っていたら、きっとあんな風にはならなかったでしょう。

それに今思えば、あの時に業者に頼んで掃除を依頼した費用、
「私が払わなくても良かったのではないかな・・・」という疑惑も。

そこで今回は、賃貸マンションでの換気扇やレンジフードの油トラブルの対策法をご紹介します。

女性の一人暮らし。
こういった住居トラブルにも、自分1人で対処しなければなりません。

これまで何もなかった人も、いつ何が起こるか分からないので知恵をつけておくことは大事ですよ。

もしもの時が起こった際、この記事のことを思い出して頂ければと思います。

換気扇から油が垂れてきた原因は?賃貸マンションの対策費用は?

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換気扇とレンジフードとの大きな違い

換気扇もレンジフードも、室内の空気を取り込んで屋外に出すために設置されている道具という点では同じです。

両者の違いはファンの形や空気を外に出す際に「ダクト」と呼ばれる部分を通すか・通さないかにあります。

換気扇の特徴

換気扇の特徴

プロペラ状の羽がついたファンに特徴があり、プロペラファンタイプとも呼ばれています。吸い込んだ空気はダクトを通さず、直接屋外へと排出されます。

換気扇のメリット・デメリット

メリット
・排気力がレンジフードよりも強い
・取り外しやすい、掃除しやすい

デメリット
・外からニオイや音が入ってきやすい
・風の強い日に排気力が落ちてしまうなど天候に左右されやすい
・屋外と面した壁面にしか設置できない
油汚れが付着しやすく、頻繁に掃除をしなければならない

レンジフードの特徴

レンジフードの特徴

細く縦長の羽(シロッコファン)が筒状に取り付けられているのが特徴。ファンが回転することで汚れた空気を吸い込み、ダクトを通って屋外へと排出されます。

レンジフードのメリット・デメリット

メリット
・騒音が起こりにくい
・屋外に隣接していない集合住宅やマンションなどにも設置できる

デメリット
・プロペラファンの換気扇よりも排気力が劣る
・レンジフードが取り外せないタイプは、素人では掃除がしにくい

 

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キッチンの換気扇やレンジフードから油が落ちてくる原因は?

換気扇やレンジフードから油が垂れる原因は?

なぜキッチンの換気扇から油が落ちてくるのでしょうか?不思議ですよね。

実は換気扇やレンジフードから油が垂れてくるのは、料理の時に使う油が水分と一緒に蒸発して、換気扇やレンジフードの内部に蓄積するからです。それらが溜まりに溜まると、油がポタポタと垂れてきてしまいます。

しかし、こういった場合はまだ良いのですが、レンジフードのダクトの内部に油がこびり付いている場合も、こういったトラブルが起こります。

ダクトの清掃は業者にお願いするしか、キレイにする方法はありません。

 

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換気扇やレンジフードから垂れてくる油の賢い対策法

換気扇やレンジフードから垂れてくる油の賢い対策法

換気扇タイプの場合は、油汚れの対策のフィルターシートを取り付けたり、カバーをかけたり、取り外して掃除したりすることが対策法となります。

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一方、レンジフードの場合はやや面倒です。作業手順は、レンジフードを外す→洗浄→取り付けるだけなのですが、しつこい油汚れは落ちにくく、手入れが行き届かない部分も。

それから、レンジフードが取り外せないタイプの賃貸マンションも中にはあるんですよね。

そうなると、長時間に及ぶ上を向いた作業が続き、首・肩・腕の疲労があるだけでなく、洗剤と油が混ざった汚れが上から容赦なく落ちてくる!

「何で自分でやり始めてしまったんだろう・・・」と後悔するレベルでした。

それに換気扇やレンジフードの掃除中に、万が一壊してしまった場合。
どうなると思います?

「自分で故障の修理費用を払わないといけない」という決まりがあるそうなので、仕組みについてよく理解できていないなら、安易に手を出さない方がいいでしょう。

このように、私も色々と試したり勉強してみた上で、「 プロの業者に頼むのが一番!」という結論にたどり着きました。

業者に頼めば自分でやった時とは比べものにならないくらいキレイになりますし、短時間で効率よく作業を進めてくれます。

実際にやってもらったら、「もっと早くお願いすればよかったな〜」とあなたも思うはずです。

年末の大掃除の時期はお掃除のプロたちの繁忙シーズンなので、時期をずらしてお願いするのがオススメです。

プロの業者に頼むタイミング

春先または秋の平日が空いていてオススメです。予約待ちになる年末の大掃除の繁忙シーズンは避けましょう。

 

賃貸マンションにおける換気扇やレンジフードの油対策費用の負担は?

賃貸マンションにおける換気扇やレンジフードの油対策費用の負担は?

住人が原因の場合

換気扇やレンジフードの油汚れは、揚げ物などをしていなくても蓄積していくもの。日々の生活の中でこびりついた“通常の油汚れ”を落とすための対策費用は「自己負担」となります。

かかる費用は

業者に頼んだ場合、10,000〜20,000円程度の見積もりになるのが一般的。クーポンを使用するとさらに安くなることも!

管理不十分な場合

前の住人と自分が入れ替わるタイミングに清掃やメンテナンスが不十分であった場合、あなたではなく「貸主」の不備にあたります。入居から半年しか経っていない。それなのにダクトが原因で油が垂れているといった場合。油対策費用は「貸主」に負担してもらえるケースがほとんど。問題が起きたらすぐに、大家や管理会社に連絡を入れましょう。

管理会社側にすんなりと認めさせる方法はある?

日常の清掃では日付けつきで写真に残していく、油が垂れてくる原因がダクトだった場合は、業者に出してもらった見積書を管理会社に提出してください。

そして、管理会社には「 ダクトは建物の構造部分に当たりますよね。修繕費用として油対策にかかる費用を負担していただけますか?」と伝えます。

それでもすんなりいかないようであれば、「修繕義務を負っていただけないのは、法的な問題にはなりませんか?」と尋ねてみてください。

これは貸主の修繕義務のことを言っているのですが、賃貸契約について話をしてくる素人は少ないので、こちらに対する態度が変わる場合があります。

 

今日のまとめ

換気扇から油が垂れてきた原因は?賃貸マンションの対策費用は?

換気扇から油が垂れてきた

取り外しができて取り替えも可能なフィルター類は、自分でマメに掃除したり交換することもできます。

しかし、油が垂れてくるような非常事態については、しっかりとした業者にお願いするべきです。

自分でもやり方さえ知っていればメンテナンスできますが、知識ゼロの状態から色々と調べてやっていくのは難しく、道具を揃えたり、掃除に時間がかかったりと大変です。

やはり掃除のプロと素人では、仕上がりも全然違います。

油が垂れてくるような大惨事になっていなくても、定期的にメンテナスをしてもらっていると快適に過ごせますよ。

◉ 換気扇とレンジフードとの大きな違い
◉ 換気扇やレンジフードから油が垂れる原因は?
◉ 換気扇やレンジフードから垂れてくる油の賢い対策法
◉ 賃貸マンションにおける換気扇やレンジフードの油対策費用の負担は?

 

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