お気に入りの部下になる!上司から仕事で認められる7つの方法
給湯室や女子トイレで繰り広げられるこんな会話。
「えこひいきですよね!」
「何であの子だけ?」
「(上司のこと)本当にアイツ見る目がない・・・」
こういった悪口を言う人、どこの職場にも一人や二人いますよね。
このように嫌われ役になることも多い上司。
「世間一般で言われるほど、えこひいきはしていないのに・・・」
と当の本人たちは口を揃えて言います。
それなのになぜ部下たちは“不平等だ”と感じているのでしょうか。
今回はその原因や上司と上手く関係性を築く方法、仕事ができる部下と思われるコミュニケーション術などを解説します。
上司の態度にイライラ・・・
上司に好かれている同僚にもイライラ。
どんどんこじらせて、職場の居心地が悪くなる前に、仕事のやり方や自分の立ち位置を振り返ってみましょう!
お気に入りの部下になる!上司から仕事で認められる7つの方法
仕事ができる女性とは?上司が好む女性部下像
上司から見た仕事ができる女性とは、職務を遂行するスキルが高いことはもちろん、人間性が良くて気が利くこと、自分たちの存在を脅かさないこと(=主義主張が強すぎない)、自分と気が合うことなど“様々な要件”を同時に満たしている部下のことを言います。
つまり、仕事が人並みかそれ以上にできるようになっていて、周囲と円滑にコミュニケーションが取れていれば第一条件はクリア。
その上で上司が好む「素直さ」「真面目さ」「仕事に前向きな姿勢」を持ち、自分によく質問してくるなど、頼りにされていることが分かると上司も心を開きやすくなるそうです。
なぜ上司はお気に入りの部下を作るのか
これは難しいテーマですね。お気に入りの部下(=面倒をよく見ている)がいるという上司にアンケートをとってみたら、こんな意見が出てきました。
Mさん
「単純に頼りにされたり、自分のことを慕ってくれたりする部下って、やっぱり可愛いなって。部下から尊敬されていることが分かると、色々教えてあげたくなる」
Kさん
「女性の部下の場合、外見がタイプだったり、性格が好みだったりして異性として意識している部分もチョットはあるんだと思う。お気に入りがいると、張り合いが出るよね〜仕事にも」
Sさん
「自分が一通りのことをやってきて、人を育てたい気持ちになっている。向上心がある部下は、昔の自分を見ているみたいでサポートしたくなるんだよね」
上司は部下から褒められたり、尊敬されたりすることで満たされている部分があるのかもしれませんね。
お気に入りの部下になるメリット
最大のメリットは「成長」や「キャリアアップ」につながりやすい点です。上司が目をかけている分、自分一人で試行錯誤するよりも成長が速くなります。
上司からの推薦で「自分の得意な仕事が任されるようになった」「管理職になれた」という声も多いので、上司を味方につけて悪いことは何もありません。
上司から仕事で認められる7つの方法
その1
仕事を早く仕上げる部下になることが、上司から認められる第一歩
できる部下はとにかく仕事が早いです。仕事に手をつけるのも、仕上げるのも早いのでそのスピード感に上司は感心します。
自分の仕事が他にもある場合は、引き受ける際にスケジュールを上司に伝えたり、交渉したりしていますし「進捗報告」もマメです。だから、上司が不安を感じることはありません。
そんな部下に上司は期待し、色々な仕事を任せるようになるので出世も早いのです。
その2
上司にあなたの仕事を認めさせるには早いだけでなく、正確さも大事!
仕事が早いだけでなく、仕上げた成果物が“上司の期待値”よりも高いと、部下への評価も一気にアップ!
上司に見てもらうものは適当に仕上げず、事前に根回ししたり、ブラッシュアップして質も重視して。
その3
人柄が好ましい部下は上司に認められる
上司も人間。部下の仕事への取り組み方、自分への態度などを総合的に判断して「仕事ができる」と評価しています。
一般的に上司に好まれるのは、明るく・素直・誠実さが感じられる言動です。こういったことが自然にできている人を観察して、良いところをマネしてみるのもオススメです。
その4
周囲にも気を配れる部下は上司に認められやすい
上司にだけ媚びる部下との明確な違いはここ!職場の人が気持ちよく働けるよう、自ら率先して行動しているのが好かれる部下です。
例えば、職場の飲み会で「場所どこにしようか?」と話している時。HPを見せて「和食ならここ美味しかったですよ〜」「ここは個室で雰囲気がいいです!」という感じの気配りができると最高です。
その5
上司は、頭の回転が早く、決断力がある部下を好む
仕事ができる女性は思い切りがよく、優柔不断な人はほとんどいません。というのも、仕事で最も重要なのはタイミングだから。様々な事象と結びつけながら即断即決できる、頭の回転が早い部下を目指しましょう。
そのためには、日頃から色々なことを考えて「この場合はこうする」とシミュレーションしたり、様々な分野の経験値を増やす必要があります。
その6
徹底的に上司をマネていると上司が目をかけてくれる
入社当初は仕事ができるわけではなかったのに、徐々に頭角を表すのがこのタイプ。職場のキーパーソンとも言える上司の元で学び、徹底的に吸収して仕事に活かしていくので、部下の成長や自分を慕う姿を誇らしく思うように。
このような関係性が構築されると、上司もさらに手助けをしたくなるので、目をかけられた部下の存在感はどんどん高まっていくのです。
その7
上司は自己管理ができて体力がある部下を重用する
「最後にこれか・・・」と思うかもしれませんが、実はこれが非常に重要だと私は考えています。体調が優れないと周囲を気遣う余裕もなくなり、仕事で最大級のパフォーマンスを出すこともできません。
それに体力がないと、社員旅行や仕事帰りの飲み会などお付き合い面で支障が出ます。そういった意味で基礎体力をつけて、体調をいつも万全にしておくことが大事なのです。
お気に入りの部下になることと承認欲求を満たすこととは違う
承認欲求とは「自分のことを評価して欲しい」「人から大切に扱われたい」など “社会的に認められたい”と思う基本的な欲求です。
上司に気に入られると、必然的に褒められるようにもなりますし、評価されるようにもなるので「仕事で承認欲求が満たされた状態」になっている人は多いようです。
ですが、その気持ちが強すぎると周囲に嘘をついたり、他人の悪口を言ったりしてでも「自分は優位でいたい」という心理が働いてきます。
私たちが目指しているのは、そこではありませんよね!
仕事で認められて成果を出し、上司との関係も円滑な状態です。
自分が他人から認められたいのであれば、まずは先輩や同僚、後輩たちの仕事を認めて褒めましょう。そうすれば、周囲もあなたの頑張りに気づいて声をかけてくれます。
今日のまとめ
お気に入りの部下になる!上司から仕事で認められる7つの方法
仕事で認められると、能力よりも少し高めの仕事が与えられます。
「今、それを自分がそれを引き受けて大丈夫だろうか・・・」
と不安になるかもしれませんが、乗り越えた先に大きな成長があります。
それを見込んで上司は期待している部下に、仕事を積極的に割り振ったり、教えたりしていることもお分りいただけたでしょう。
このように上司に好かれることが、キャリアアップにおいても重要な役割を果たすことは間違いありません。
「媚びるのは無理」と一刀両断せずに、上司や周囲を心地良くさせるコミュニケーションを考えてみてください。
◉ 仕事ができる女性とは?上司が好む女性部下像
・人間性が良くて気が利くこと
・自分たちの存在を脅かさないこと(=主義主張が強すぎない)
・自分と気が合うこと
◉ なぜ上司はお気に入りの部下を作るのか
・部下から褒められたり、尊敬されたりすることで満たされるから
◉ お気に入りの部下になるメリット
・「成長」や「キャリアアップ」につながりやすい
◉ 上司から仕事で認められる7つの方法
・仕事を早く仕上げる部下は、上司から認められやすい
・上司にあなたの仕事を認めさせるには、早いだけでなく、正確さも大事!
・人柄が好ましい部下は上司に認められる
・周囲にも気を配れる部下は上司に認められやすい
・上司は、頭の回転が早く、決断力がある部下を好む
・徹底的に上司をマネていると上司が目をかけてくれる
・上司は自己管理ができて体力がある部下を重用する
◉ お気に入りの部下になることと承認欲求を満たすこととは違う
・自分が他人から認められたいのであれば、まずは先輩や同僚、後輩たちの仕事を認めて褒めましょう。
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