できる女性に聞いてみた!職場の仲間に求めるスキルは何ですか?

できる女が仕事仲間に求めるスキル!パートナー選びのポイント

ああ、次の会議の資料がまだまとまらない!頼まれていたデータの集計も途中だし、今週末までに完成させないといけないプレゼンの構想もぜんぜん途中だし、そうこうしているうちにお昼ごはん食べ逃しちゃった・・・。

そういえば、同じ部署のS先輩は私より仕事が沢山あるのに、いつも余裕で、まさに「できる女」って感じ。私もいい線いってるとは思うんだけど、どこかに決定的な違いがあるみたい。

S先輩は一体、どんなビジネススキルを身に着けているんだろう。不思議に思って、私、本人に突撃して聞いちゃいました!そしたらS先輩、「私はそんな大したことしてないのよ」って謙遜してから、ちょっと考えたあと、「そういえばね」と言って、教えてくれたのです。

「私は大したことないんだけど、あるスキルを持っている優秀な仕事仲間を見つけて、助けてもらうことがコツかな?」

仕事仲間に助けてもらう?実力派のS先輩から出てきたのはなんとも意外な言葉でした。S先輩は人に頼られることはあっても、人に頼るようなイメージはありません。

私がびっくりしていると、先輩は「いろいろ教えてあげよっか」と、少し遅いお昼ごはんに誘ってくれました。

できる女性に聞いてみた!職場の仲間に求めるスキルは何ですか?

-ランチタイム-

スポンサーリンク

仕事も成果もチームでシェアすることができる人

社内のカフェテリアでサンドイッチをつまみながら、S先輩はこう言います。

「私はね、もちろん自分の仕事の能力を上げることは怠らないけれども、自分だけでいろんな仕事を抱え込んでいたら、いっぱいいっぱいになっちゃうでしょう?だから、どうしても私がしなきゃいけない仕事を除いては、信頼できる仕事仲間にぽーんと任せちゃうの」

ぽーんと任せちゃう?それって丸投げってことですか?

「言い方を変えればそうなるかもね。でも、むやみやたらに仕事を他の人に押し付けるのとは、ちょっと違うのよ」

ふむふむ。具体的には?

「仕事を任せるといっても、人には得意分野や苦手分野があるでしょう?例えば同じ部署のMさんは数字が得意だし、Cさんはオフィスソフトの達人でしょ。Mさんには計算が必要なものをお願いして、Cさんには、プレゼンの資料の作成をお願いするの。」

得意分野がある人に、その得意分野の作業をお願いするんですね。なるほど、それだったら相手も仕事を任された理由も分かるし、自分の能力を認められているって思うから、いい気分かも。

そうそう、とS先輩は続けます。

「でも、大事なのは、ただ『やっておいてね』って言うだけじゃなくて、出来上がりのイメージとか、こういう文章を使って欲しいっていうようなものを先に自分の中で練っておくことなの。だって、いきなり『会議用の資料を一から作ってください』って言われたら、それこそ丸投げでしょう?」

そうですね。一体私にどんなものを求めているんだ?!って、途方に暮れちゃいます。

「仕事を任せるっていうのは、そのものを全部預けちゃうのではなくて、スキルが必要な部分に関して、作業を外注するようなイメージかな?」

なるほど!S先輩はいつも沢山の仕事をこなしているのに、いつもゆったりしている理由が分かった気がします。・・・あ、でも。そういう仕事仲間ってどうやって見つけたらいいんですか?いきなり『これお願いします!』って言うのも変な気がするし・・・。嫌な顔されたらどうしよう。

「それはね、仕事のパートナーを選ぶポイントがいくつかあるの。まず第一に、仕事の成果を自分だけのものって考えないで、チームのものって考えることのできる人。こういう人は、あなたの仕事も全体の仕事の一部だってちゃんと分かっていて、お願いされる理由が分かればちゃんと引き受けてくれるの」

スポンサーリンク

仕事も成果もチームでシェアすることができる人・・・ということですね!

 

スキルがあって、プロ意識が高い人

「そうそう。2つ目は、特技がある人。なんでも平均値、みたいな人に仕事を回すのは、あんまり意味がないの。突出して特技がある人だったら、『あなたじゃないとこの仕事はできないんです!』って言えるでしょう?そういうスキルのある人は自分のスキルにプロ意識があるから、引き受けた仕事は完璧にこなしてくれるはずね」

スキルがあって、プロ意識が高い人・・・ですね。なるほど。まだあります?

 

 

いつも明るく機嫌がいい人

「そうだなあ。あとは、いつも明るくニコニコしていて、気さくな人かな」

え、そんなことですか?

「そんなことって思うかもしれないけれども、いつも機嫌よくしているって、難しいことだと思わない?忙しいとついつい眉間に皺が寄っちゃうけれども、いつも明るい人は、周囲に目を配って、気遣いができるひとなの。『私は仕事を抱えていてこんなに忙しいんだ!』って不機嫌そうにしている人ほど、大した仕事していないでしょう?パートナーシップを組むとき、機嫌がいい人のほうが気持ちいいじゃない?」

言われてみれば、確かに。

いつも明るく機嫌がイイ人・・・ですね。わかりました!

「それとね、もう一つ大事なポイントなんだけれども、他の人に作業をお願いするだけじゃなくて、自分も作業をお願いしてもらえるように、なにか一つでもいいから特技を持って欲しいの。そしてその特技を、自分のためだけじゃなくて、チームのために使おうっていう意識を持つことが大切。人にばっかり求めないで、自分が人に何をしてあげられるかって考えて行動していれば、自然と同じように考える人が集まってくるから」

先輩、今の、いちばん響きました・・・!

「あらそう?」

 

はい!S先輩のお話をまとめると、

Point1:
仕事も成果もチームでシェアすることができる人

Point2:
スキルがあって、プロ意識が高い人

Point3:
いつも明るく機嫌がいい人

そして、自分も他の人にとっての「仕事仲間」になること・・・が大切なんですね!

「そう。一言で言うと難しいかもしれないけれども、毎日のちょっとした積み重ねが大事だから、コツコツとやっていれば、いつの間にかいい環境で仕事ができるんじゃないかしらね。パートナーシップが大切。一緒に頑張りましょ?・・・あ、そろそろ戻らなきゃね」

-ランチタイム終了-

 

 

今日のまとめ

できる女性に聞いてみた!職場の仲間に求めるスキルは何ですか?

いかがでしたか。S先輩、さすができる女なだけあって、アドバイスも的確で、すごく参考になるなぁ。先輩は簡単に「他の人に任せちゃう」って言うけれども、それってやっぱり、けっこう難しい気がします。

でも、最初から「自分にはそういう環境はないし、周りに働きかけるよりだったら、ひとりで抱えていたほうがいいや」って思っちゃうのは、もったいないんじゃないかな?

みなさんも少しずつでいいので、仕事仲間を増やしてみませんか?

・ 仕事も成果もチームでシェアすることが出来る人
・ スキルがあって、プロ意識が高い人
・ いつも明るく機嫌がいい人

 

あなたにオススメの記事

当サイトへのご訪問ありがとうございます。記事のご愛読に感謝します。

スポンサーリンク