いちごで風邪予防!? 栄養成分とスゴい効果!おすすめの食べ方
女子に人気の果物といえば “いちご”です。
最近はコンビニでも、いちごのスイーツをたくさん見かけるようになりましたね。
特に私はいちごのフルーツサンドが大好きで、無意識のうちにカゴに入れるほど!(笑)
そんな甘酸っぱくて美味しいいちご。
実は風邪やインフルエンザの予防にもいいって知っていましたか?
今回はいちごの栄養成分や健康・美容効果に迫るとともに、おすすめの美味しい食べ方なども紹介します。
「健康にいいなら取り入れてみようかな・・・」
「そういえば最近、果物を食べていないかも」
などと少しでも興味を持たれたら、当記事を参考に果物コーナーにレッツゴー!
いちごで風邪予防!? 栄養成分とスゴい効果!おすすめの食べ方
いちごが持つ栄養成分とその効果
そもそもビタミンCとは?
ビタミンCとは、野菜や果物などに含まれる水溶性のビタミンのこと。健康や美容などにも“幅広い効果”が期待できる万能選手。
ただし、水に溶けやすく熱に弱い性質があるので、加熱せずに食べられる果物からの摂取は非常におすすめです!
風邪予防に効くビタミンÇ
日常的にビタミンCを摂取している人は、病原菌の侵入口となる鼻や喉などの粘膜が丈夫になり、免疫力アップに効果的です。
ビタミンCが慢性的に不足している人と比べて、「風邪にかかりにくくなった」というデータもあるそうですよ。
いちごに含まれるビタミンCはどれくらい?
「ビタミンCが体にいいこと」は分かったけれど、いちごにはどれくらいの量のビタミンCが入っているのか気になりますよね。
いちごのビタミンCは1粒につき約10mg。この量はレモンの半分量なので、小さいながらも「ビタミンCの含有量が多い果物」と言えるでしょう。
老化防止、シワ予防などの美容効果
肌老化の原因とされる“活性酸素”は、体内に生じる「サビ」のようなもの。増えすぎると、シミやシワなどの肌老化が深刻化していきます。
ビタミンCには活性酸素に働きかける“抗酸化作用”があるとともに、肌の新陳代謝を活性化したり、炎症を鎮める効果なども。
こういった理由から、幅広い美容効果が期待できます!
抗酸化作用でストレス軽減
ストレスを感じると「副腎」でストレスに対処するホルモン“コルチゾール”が作られます。
ビタミンCはコルチゾールを作る材料になる成分で、ストレスフルな人は「ビタミンCを大量に消費している」ことも明らかになっています。
ストレスにより失いやすいビタミンCをきちんと摂取することは、心の健康維持にもつながるのです。
免疫力向上
病原体が体内に侵入してきた時に、それらを跳ね除けようと白血球やリンパ球が働きます。その時にビタミンCが血中に十分にあると、これらの働きがより活性化します。
こういった理由から、免疫力の向上にもビタミンCの摂取は必要不可欠です。
眼精疲労に効くアントシアニン
いちごに含まれるアントシアニンは、ブルーベリーなどにも多く含まれる成分でかすみ目・視力低下・眼精疲労などに効く“目に良い”成分です。
デスクワークやスマホなどで、疲れ目が気になる私たちにもぴったりですね!
血糖値の上昇を防ぐペクチン
血糖値の急激な上昇は、糖尿病を始めとする「生活習慣病の引き金になる」というのは有名な話。
それだけでなく、糖質制限の流行で「血糖値のコントロールはダイエットに必要不可欠!」という知識も一般化しています。
いちごには「ペクチン」という成分が含まれているのですが、糖の吸収を穏やかにしたり、血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。
ペクチンは水溶性食物繊維なので、腸内環境の改善効果も期待できるので便秘が気になる人にもいちごはおすすめ!
高血圧を予防するカリウム
「カリウム」は体内に最も多く存在するミネラル分で、塩分を排出する調整機能を備えています。このことから、むくみや高血圧の予防の効果があります。
カリウムはスイカやキュウリ、青汁の明日葉などにも豊富に含まれていますが、手に入りやすく美味しい“いちご”で補うのは◎
代謝を上げるカルニチン
アミノ酸の一種であるカルニチン。代謝アップ&脂肪燃焼の効率を高めてくれるダイエット向きの成分です。
「赤身肉はカルニチン豊富!」とは知っていても、いちごに含まれているのは初耳だったという人が多いのでは?
おすすめのいちごの食べ方
ポリフェノールが吸収できる牛乳と一緒に食べる
いちごに含まれる抗酸化成分「ポリフェノール」は、牛乳や練乳などに含まれる脂質と一緒に摂取すると吸収率がアップします。
甘さが足りない時は、白砂糖ではなく「ラカント」や「はちみつ」がおすすめです。
腹持ちがよくなるスムージーにして食べる
腹持ちが良いスムージーはダイエットにぴったり!
“飲む点滴”と言われている甘酒や“女性ホルモン”と似た働きをするイソフラボンを含む豆乳と混ぜてみて。
朝食をいちごに置き換える
デトックスの時間帯である朝に「酵素」「カリウム」「食物繊維」を含むいちごを食べれば、代謝と排出力が高まります。
1粒約5kcalなので、食べ過ぎた翌日のカロリー調整にもおすすめです。
おやつをいちごに置き換える
風邪っぴきが多い季節は、おやつをいちごに置き換えるのがおすすめ!
ビタミンCは体内にずっと止めておくことが難しい成分なので、一度にまとめてではなく食事以外でもこまめにチャージすると◎
夜間の空腹時にいちごにヨーグルトをかけて食べる
「夜遅く食べると太る」と言われているのは、「BMAL1(ビーマルワン)」と呼ばれるタンパク質が関係しているそう。
この物質には「脂肪を貯蔵する働き」があるので、夜中に脂っこいジャンクフードやお酒は厳禁。
どうしても小腹が空いたら、お腹の調子を整えるヨーグルトにいちごをプラスして食べましょう。
風邪を引いた時に食べると良い果物
いちごの他にも、風邪の時におすすめの果物はたくさん!
それぞれの果物にどんな効果があるのかを見ていきましょう。
バナナ
栄養のバランスに優れ、消化吸収も良いバナナは風邪を引いた時の栄養補給におすすめの果物です。
バナナといえば南国の果物。いちごと同様「カリウム」が豊富で、体内の水分量の調整や解熱の手助けをしてくれます。
また、ビタミンB1の働きで風邪による体力消耗を最小限に防ぐ効果も!
りんご
消化を助ける成分「ペクチン」が豊富なりんごは、胃腸症状を伴うお腹の風邪の時に取り入れてほしい果物ナンバーワン!
その他、粘膜の保護や炎症を鎮める働きもあり、ヨーロッパでは「1日1個のりんごで医者いらず」ということわざもあるほど。
みかんやグレープフルーツ
みかんやグレープフルーツなどの柑橘類は、いちごと同様にビタミンCが豊富。風邪の時に活性化する白血球の活動をサポートして、風邪症状の改善へと導きます。
洋梨
免疫力を高める各種ビタミンやペクチンが豊富な洋梨は、解熱や消化促進、咳や痰などの喉の症状を抑える効果があるとされています。風邪薬の服用で弱った肝臓を保護する作用も。
今日のまとめ
いちごで風邪予防!? 栄養成分とスゴい効果!おすすめの食べ方
栄養満点ないちごは、健康にも美容にも“嬉しいメリット”がたくさんあることをお伝えしました。
今回メインでお伝えした「風邪予防」では、マスクや手洗いうがいをして体に“病原菌を取り込まないこと”が大事です。
それと同時に、ビタミンCなどの栄養素を摂って“免疫力を高めておくこと”も意識しておきましょう!
手軽に美味しく風邪予防ができるいちご。
タッパーに入れて保管したり、冷凍しておけば長持ちしますし、傷んでしまいそうになったらジャムにしても◎
スーパーで見かけたら、買い置きしておきましょう!
◉ いちごが持つ栄養成分とその効果
・風邪予防に効くビタミンÇの含有量が多い果物で1粒につき約10mg
・老化防止、シワ予防などの美容効果もある
・抗酸化作用でストレス軽減
・免疫力向上
・眼精疲労に効くアントシアニン
・血糖値の上昇を防ぐペクチン
・高血圧を予防するカリウム
・代謝を上げるカルニチン
◉ おすすめのいちごの食べ方
・ポリフェノールが吸収できる牛乳と一緒に食べる
・腹持ちがよくなるスムージーにして食べる
・朝食をいちごに置き換える
・おやつをいちごに置き換える
・夜間の空腹時にいちごにヨーグルトをかけて食べる
◉ 風邪を引いた時に食べると良い果物
・バナナ
・りんご
・みかんやグレープフルーツ
・洋梨
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