アイコスの健康リスク、加熱式タバコが身体に及ぼす害について
アイコス(iQOS)が従来のタバコよりも健康面で負担が少ないって聴いたけど、ホントかな?
アイコスは加熱式のタバコだからタールが出ないみたい。だからって身体に良いわけでもないよね。でも、使用者が増えている気がします。
そこで今回は、アイコスが身体に及ぼす影響についていったい何がメリットで何がデメリットなのかを調べてみました。
アイコスの健康リスク、加熱式タバコが身体に及ぼす害について
話題のアイコス(iQOS)ってご存知ですか?
あなたはタバコを吸いますか?
最近は、世界中で禁煙ブームといってもいいくらい、喫煙者さんは肩身の狭い思いをしているようですね。実際、非喫煙者の立場からすれば煙を吸わなくてもよくなった分、快適に過ごせます。
しかし、喫煙する人と一緒に出かけるときには、喫煙所を探して、一服するというので時間もかかるし、ちょっと面倒だったりしますね。
今までは、レストランやカフェで吸えていたのに、禁煙の飲食店が増えたことで、吸いながら食べるということができなくなり、必然的に喫煙するだけの時間がプラスされるようになってしまいました。
そんなある日、私の友達が何やらおもしろい形をしたタバコを吸っているのを見かけました。最初、ポケットWi-Fiかな?なんて思ってしまったのですが、それがなんと新しいタバコ、加熱式タバコ「アイコス(iQOS)」だったのです。
アイコス(iQOS)はほとんど害のない加熱式タバコということで、今喫煙者さんのあいだでかなりのブームになっているようです。
見た目は電子タバコのようなのですが、たばこ葉を熱して吸うので吸う人がきちんと満足できる一方、吹き出す煙には有害物質が含まれないので、副流煙を気にする人にも安心なんです。
ヘビースモーカーだけど、家族のために頑張って禁煙したいと思っているお父さんや、彼氏がタバコを吸う女が嫌いだから、禁煙したいと思っているアラサー女子のみなさんまでとにかく今、このアイコス(iQOS)が注目を浴びています。
タバコが身体に悪いということは、もう皆さん周知の事実ですよね。しかし、どうしてもやめられない・・・。あぁ、本当に身体にいいタバコがあったらいいのにと思いますよね。
お酒もそうですが、今はノンアルコールビールやノンアルコールのチューハイなど、身体に害がないけれど、ちょっと飲んだ感じを味わえるものがたくさん出ています。
タバコも今はそんな風に、健康志向に変わってきているのです。これが時代の流れというものなのでしょうか。もしかするとあと数年でタバコの煙が見られなくなる日が来るかもしれませんね。
アイコス(iQOS)と電子タバコとの違い
では、アイコス(iQOS)と電子タバコにはどんな違いがあるのでしょうか?
まず、電子タバコというのは液体を霧状にして、それをタバコみたいに吸って楽しむもので、ニコチンやタールなどは含まれていないのが一般的です。いろいろなフレーバーがあり、その香りを楽しむこともできます。タバコを吸っている感覚が味わえるものの、物足りなさを感じている人も多かったようです。しかし、身体のためと禁煙ブームの波もあって、一時期とても流行りました。
一方、アイコス(iQOS)が電子タバコと大きく違う点は、まず、たばこ葉を使っているところです。棒状の機械に、普通のタバコの半分くらいの長さのアイコス専用の「ヒートスティック」をセットします。そうすると、ヒートスティックの先端の部分が熱せられて、たばこ葉の成分が出てきます。それを吸って楽しむというものなんです。
火を使わず、灰も出ず、さらに煙も出ないということです。
火を使わないならどうやって吸うの?と思いますよね。実は先ほど私がポケットWi-Fiのようだったといった機械に秘密があります。それは、アイコス(iQOS)の充電器で、その充電器に棒状の機械をセットして充電します。
電子タバコとの最大の違いは、ニコチンです。
加熱式タバコであるアイコス(iQOS)にはニコチンが含まれていて、そのほかのタールや有害物質などがカットされているのです。つまり、ニコチンは身体の中に入ってしまうんですね。だからこそ、今まで普通にタバコを吸っていた人でもスムーズに移行しやすく、かつ満足できるのです。
タバコを吸いたいという衝動に駆られるのは、ニコチンが切れてしまうことによるもので、ニコチン中毒なんて言われていますが、アイコス(iQOS)だったらニコチンを体内に入れることができるので、タバコを吸うこと無く(ニコチン切れを満たしてくれるので)満足できるということです。
加熱式タバコ、アイコス(iQOS)は健康に害はないの?
ニコチンが体内に入っているなら、身体にいいとは言えないんじゃないの?と思う人もいるかもしれません。
タバコの三大有害物質といえば、ニコチン、タール、一酸化炭素です。
タールは、タバコの葉に含まれている「有機物質」が熱分解によって発生する物質で人体に何らかの影響を与えると言われています。
一酸化炭素は、動脈硬化や心筋梗塞などを起こす危険があるもので、吸うことで酸欠状態になってしまうという怖いものです。
しかし、タバコをやめられない一番の原因は、ニコチンにあるのです。ニコチンが身体に悪いということはもちろんですが、気になるのはその中毒性です。神経毒が強く、煙を吸うことで脳に快楽をもたらしてくれるのがニコチンです。
体内に入れ続けることで、今度はそのニコチンがなくなったときに、イライラしてしまったり、やる気が起きなくなったりして、ニコチンを欲するようになってしまいます。
禁煙が難しいのは、このニコチンが関係しているのです。
アイコス(iQOS)にはニコチンが含まれていますので、タバコ同様にニコチンを体内に入れることができます。そのため、喫煙者は普通のタバコと変わりなく楽しめるというわけなんですね。
吸う回数や時間に制限があったり、いろいろ難しそう・・・というのはあるかもしれませんが、なんとなく流行りだし、ちょっと持っていると自慢できそうですよね。そんなミーハーな女性にも、ピッタリなタバコと言えるのではないでしょうか。
お値段は、9,800円とちょっとお高めですが、有害物質をカットしてくれて、周りの人にも迷惑をかけないという新しい加熱式タバコですから、買ってみる価値はあるかもしれません。
アイコス(iQOS)のメリットとは?
アイコス(iQOS)のメリットはなんといっても有害物質をカットしてくれているところ。
そして、周りの人に副流煙で迷惑をかけないところです。
多少はくときに煙が出ますが、それは水蒸気で有害物質を含んでいないため、家の中で吸ったりしても臭いがこもったりしないし、人の前で吸ったりしても迷惑にならないそうです。
キットはちょっとお高めですが、キットさえ買ってしまえば、ヒートスティックは普通のタバコとほぼ同じくらいの値段で買えます。
短いのでなんだか損した気分に思うかもしれませんが、普通のタバコを吸う人と比べてもあまり差はないようです。
何より、ちょっとオシャレだし、最先端という感じがするので、人に自慢できるところが魅力ですね。
アイコス(iQOS)のデメリットとは?
デメリットは、先程も言ったように、ニコチンが含まれているので100パーセント安全ではないというところです。
キットをすべて持ち歩かないといけないため、ちょっとかさばります。さらに、充電式のため、ちょっと手間がかかるのと、一本吸ってから、次のタバコを吸うまでに6分間待たないといけません。続けて二本吸いたいという人には、ちょっとイライラするポイントですね。
女性ではあまりする人はいませんが、重たいのでくわえタバコができないというデメリットがあるようです。お手入れが面倒、機械なので壊れてしまうことがあるというのもありますね。
実際、私の周りのアイコスユーザーさんでは壊れたという人が何人もいました。使い方や使う頻度によるかもしれませんが、壊れたら交換してもらう間は吸えないのでそれもデメリットですね。
今日のまとめ
アイコスの健康リスク、加熱式タバコが身体に及ぼす害について
最近では、アイコスを見かけない日はないというくらい吸っている人がたくさんいますよね。喫煙所に行けば、一人くらいはアイコスを使っているのではないでしょうか。
加熱式タバコはこれから続々と出てくるかもしれませんね。身体にいいタバコ、安心して吸えるタバコがこれからどんどん出てきてくれたらいいのですが、最近の傾向として、タバコの害で肺気腫になる人が増えているそうです。
一度受けてしまった肺への害は完全に取り去ることができないということなので、タバコを吸っている人は、ぜひこの機会にアイコスに変えたり、禁煙したりして、身体をいたわってあげてくださいね。
・ 話題のアイコス(iQOS)ってご存知ですか?
・ アイコス(iQOS)と電子タバコとの違い
・ 加熱式タバコ、アイコス(iQOS)は健康に害はないの?
・ アイコス(iQOS)のメリットとは?
・ アイコス(iQOS)のデメリットとは?
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