今さら聞けないQRコード決済の仕組み!話題のキャッシュレス生活とは?
LINE PayやPAY PAYなどの「QRコード決済」が話題になっていますね。
すでにキャッシュレス生活をしている人にとっては、電子マネー・交通系ICカード・QRコード決済は生活の一部。新しいサービスが登場しても、理解はスムーズだと思います。
その一方で、現金とたまにクレジットカードで買い物をしている人にとっては、一体何のことやら・・・。
話を聞いても仕組みが理解できないし、「QRコード決済が流行るわけないじゃん」とか、「QRコード決済なんて不便極まりないっ」と言ったところで、この世の中の流れはもうキャッシュレス決済に突き進んでいます。なぜなら、現金を使わない支払い方法には便利なことがたくさんあるからです。
そこで今回はQRコード決済とはどんなもので、メリットは何なのかを初心者向けに簡単にまとめてみました。
今さら「QRコード決済って何?」だなんて誰にも聞けなくて、悶々と過ごしている・・・そんな日々から今すぐ卒業しましょう!
今さら聞けないQRコード決済の仕組み!話題のキャッシュレス生活とは?
【基礎知識】QRコード決済とは?
QRコードって何?
QRコードとは、カメラ付きの携帯電話で読み取れる縦横のコードです。バーコードの進化版のようなものだと考えていただくといいでしょう。
おそらく、あなたもお店などで一度は使ったことがあるはず。
QRコードを読み込んで、サイトに飛んだり、メルマガに登録できたりします。
スマホになる以前にガラケーの時から、QRコードはありましたよね。
QRコードの使われ方は?
QRコードはお店以外でも、様々なシーンで活用されています。
では実際に、どういった所で使われているのか具体的に見ていきましょう。
倉庫では?
箱に貼り付けられたQRコードで品物を管理。入荷・検品・出荷などが行われています。
小売店では?
入荷や検品の他、棚卸しなどにも活用されています。クーポンコードを発行するなど、販売促進にも使われています。
医療の現場では?
薬の情報を読み取ったり、患者さんの投薬情報を確認する際にも便利なんだそう。
レジャー施設では?
入場管理などで使われています。
QRコード決済の仕組み
なぜQRコードで決済できるの?
QRコードで決済できるのは、QRコードにクレジットカード、口座情報、電子マネー、携帯電話会社の情報などが紐付いているからです。
決済が完了したら、これらのお金が入っている場所(クレカ・口座・電子マネー)から支払いが行われます。
支払いできる仕組みと方法は?
QRコードはこのように単体では機能せず、口座などと結びついています。
つまり、支払いに必要な情報がQRコードの中に含まれているというわけですね。
QRコード決済はこうやって使います。
① ユーザーがQRコードを提示
ユーザーである私たちがレジでアプリのコードを提示。店側はそれをバーコードリーダーで読み取り決済が完了する仕組みです。決済には一時的なワンタイムパスワードが使われています。
② 店側のQRコードを読み取る
店側が提示するコードを私たちがスマホの端末で読み取り、決済が完了する仕組み。コストがかからず、店側にメリットがあるようです。
QRコード決済できるサービスは?
PAYPAY(ペイペイ)
ソフトバンクとヤフーの合併会社であるPAYPAYのリリースは2018年10月。
サービスの普及に繋がったのは、12月冬のボーナス時期に打ち出された“100億円あげちゃうキャンペーン”です。「還元率20%」「40回に1回の確率で当たる全額キャッシュバック」は当選者続出の大フィーバー状態に。すでに100億円に達成しましたが、またキャンペーンが行われるとの噂も!ビッグカメラやファミリーマートなどで利用できます。
LINE Pay(ラインペイ)
連絡手段として使っている人が多いLINE。同アプリ内で操作する決済サービスがLINE Payです。2019年7月まで還元率3%の上乗せがあり、3.5〜5%の高還元を受けられます。
ローソンやツルハドラッグなどで利用可能。送金や割り勘機能も便利!これからますます普及して、飲み会の必須アプリになるかも。
楽天Pay
利用者No.1!楽天の専用アプリで行うアプリ決済のサービスです。クレジットカードの情報が紐付けられており、楽天カードと紐付けると通常の1%に0.5%の還元率が上乗せされて計1.5%還元が受けられます。ローソンやAOKI、美容室などで利用可能。
Origami Pay(オリガミペイ)
2016年5月リリース。日本のキャッシュレス決済サービスのパイオニア的存在。百貨店やロフトなどの利用可能な店舗のほとんどで2%の還元が受けられ、クレカのポイントの二重取りも。割引クーポンも定期的に配布されているので、入れておいて損なし!
QRコード決済を導入するメリット
店舗側
レジ業務の効率化と現金を扱う際に生じる人件費の削減が可能に。
その他、日々の売上高の管理なども容易になり確定申告もスムーズになることが期待されています。
ユーザー側
高額還元や割引、ポイントの付与などのメリットだけでなくクレジットカードのポイントと二重取りできるのも嬉しいですよね!
私がキャッシュレス生活をオススメする最大の理由!
キャッシュレス生活は家計簿アプリと相性抜群!家計管理が楽になるというのがオススメする最大の理由です。
これらを連動しておくと、入出金の記録・口座の残高確認・ポイント管理などが可能に。
日々のお金の動きが一目で分かるようになるので、節約にも効果的です。
「Money Forward(マネーフォワード)」「Zaim(ザイム)」「Money Tree(マネーツリー)」は特に人気!
様々な機能を備えているので、3つを使ってみて合うものを残すといいでしょう。
キャッシュレス決済の今後
これまでは「キャッシュレス決済は日本では流行らない」という見方もされていましたが、今後はそうもいっていられないのが現状です。
なぜなら、小売業などで現金を取り扱う際に生じているコストは年間8兆円!
少子高齢化が進む中、労働人口は減少の一途をたどっているのでレジ業務だけでも楽になれば、サービス面の向上も期待できます。
それから、外国人旅行者も年々増えていますよね。
他国では当たり前の決済方法が使えないとなると不便で、景気にも影響が生じるはず。
そう考えると、キャッシュレス化は必然的な流れだと私は考えています。
今日のまとめ
今さら聞けないQRコード決済の仕組み!話題のキャッシュレス生活とは?
キャッシュレス化の概要について、ご理解いただけましたか?
政府も推奨しているキャッシュレス決済。
今後も様々な店舗が加盟していくと思うので、今のうちにキャッシュレス生活に慣れておきましょう。
レジにあまり人が並んでいない時はチャンスです!
それから、現金よりも家計管理が簡単にできるのはキャッシュレス決済ならでは!
キャッシュバックや割引などのメリットも実感しておきましょう。
「えっ、スマホでお買い物できるの?」
という所で止まっているそこのあなた。
これをきっかけに、自分でも試してみると学びが多いですよ。
◉ 【基礎知識】QRコード決済とは?
・カメラ付きの携帯電話で読み取れる縦横のコードです。バーコードの進化版のようなもの
◉ QRコード決済の仕組み
・QRコードにクレジットカード、口座情報、電子マネー、携帯電話会社の情報などが紐付いているから
◉ QRコード決済を導入するメリット
・レジ業務の効率化と現金を扱う際に生じる人件費の削減が可能に。
◉ 私がキャッシュレス生活をオススメする最大の理由!
・家計簿アプリと相性抜群!家計管理が楽になるというのがオススメする最大の理由
− − −
今後もキャッシュレス化は否が応でも進んでいくはず。今から家計簿アプリと連動させて、無駄使いを減らしていきましょう。
キャッシュレスや家計簿アプリに関する記事をまとめてみました。ぜひ、ご覧になってみてください。
あなたにオススメの記事
当サイトへのご訪問ありがとうございます。記事のご愛読に感謝します。