女性管理職に必須のマネジメント術!部下を伸ばす説教の仕方など
うちの職場にいる女性の上司は、部下の能力を引き出すのがとても上手。
部下がミスをした時の“説教”も彼女の手にかかれば、決して嫌味にはならず、「傷つけられた」と感じる人が出ないのは不思議です。
そういったこともあって、みんなに慕われる・・・そんな理想の上司です。
最近では「〇〇さんのような女性管理職になりたいです!」
と管理職を目指す女性部下も増えているので、いいことだなって思っています。
今回は私の身近にいる女性管理職から学んだ“究極のマネジメント術”を特別に紹介します。
これから女性管理職を目指すあなたにぜひ知っておいて欲しいことを、厳選しましたのでぜひ覚えておいてくださいね。
女性管理職に必須のマネジメント術!部下を伸ばす説教の仕方など
なぜ管理職は部下を怒鳴りつけてはいけないのか?
上司が部下を怒鳴りつける行為はパワハラになるから
管理職である上司が部下を怒鳴りつける行為は、パワハラにあたります。それをきっかけに部下が精神を病んでしまったり、身体を壊したり、職場を辞めてしまっては元も子もありませんよね。それだけでなく、パワハラをするとあなたの職場での地位も危うくなります。
特に言ってはいけないのは “部下の人格”を否定するような言葉です。仕事でミスをしたなら、その内容についてだけ伝えて「(仕事ができない)ダメなあなた」という言い方をしないよう心がけましょう。部下に恥をかかせないためにも、時と場所を考えて注意することも意識しておいてください。人前で怒鳴りつけるなんてもってのほか。
女性管理職やりがちな部下への間違った接し方
女性はホルモンバランスの関係もあり、自分の機嫌が悪い時や繰り返し同じミスをした時などに“感情的に叱る上司”が多いように感じます。
さらには、今の出来事とは関係ない“過去の出来事”を持ち出して注意するのも良く見かけますね。そういった姿勢は上司としても「管理職」としてもふさわしくないので、何か気になる点があるなら「注意する」もしくは「さとす」を意識して声かけをしてみてください。
そうとはいえ、自分の怒り方がどうなのかって客観的に見ないと分かりませんよね。そういった場合は、身近な人(=家族や恋人)に「怒っている時の私って、どう見える?」と聞いてみてください。もし、何かマズイと感じる点があるならアンガーマネジメントなどを学んで、感情をコントロールする術を身につけて。
女性管理職に必須のマネジメント術!部下を伸ばす説教の仕方
女性は人のことをよく観察しているので、その観察眼を活かしてメリハリをつけて叱るのがオススメです。例えば、何か注意したらその後にあなたが見つけた “部下の良い点”を必ずセットで伝えてください。
「いつもこうやってるよね。これはもう少しこうしてみたら、さらにいいと思う!頑張ろう」という感じです。このように励ましてあげると、部下も嫌な印象を持ちません。
それから、叱った後のフォローも大事です。ミスをしたり叱られた部下は落ち込んでいるはずですから、あなたが普段通りの接し方をすることで部下も安心するはずです。
もし、自分も過去に同じような失敗をしたことがあるなら、そういった話をして「どうやって克服したのか」まで話してあげると、部下にとっては重要な学びとなります。
女性管理職が男性部下に絶対に言ってはいけないNGワード
容姿に関する言葉「デブ」「小さい」「細い」「薄い」「キモイ」
見た目のことをイジられて嫌なのは男性も一緒。特に男子の場合は、頭髪や身長、体型などにコンプレックスを感じている人が多いので、そういった話題は避けてください。性的にからかうのも絶対ダメです。部下の持ち物や小物のセンスを褒めるのはOK。
他人と比べる言葉「〇〇さんはこうだったのに」「〇〇より覚えが悪い」
これは女性でも嫌だと思いますが、男性は集団の中での自分の立ち位置を女性以上に気にしますから、やる気をなくしてしまいます。特に同僚と比較されると、比較対象が身近なだけに傷つくとのこと。
プライドを傷つける言葉「こんな事も出来ないの」「情けない」「男なのに」
仕事面では気をつけていても、雑談等でポロっと出やすいNG言葉です。実家暮らし、重いものを持てない、スポーツが苦手などについて言及する時に注意して。普段から人を馬鹿にしていなければ、こういった言葉は部下に対しても出てこないはず。
褒めるつもりで逆効果な言葉「細い」「いい人」「かわいい」
男らしさとかけ離れている言葉や年下扱いを嫌う男性も多いので、こういった言葉は褒め言葉にはなりません。「いつもありがとう。頼りにしてるよ」と伝えるのはいいですね。
AIに仕事を取られる時代に求められるマネジメント手法
AI(人工知能)がこれまで以上に普及するようになれば、レジや製造、オペレーターなどの労働者以外に「専門職」や「管理職」の地位も危うくなると言われています。
つまり、立場は関係なく「AIに仕事を取られる可能性がある」という点をまずは知っておいてほしいです。
例えば管理職の仕事の中でも、データ分析、PDCAサイクルの管理や指示、部下の教育(マニュアル)などはAIが得意とするところ。
そんな時代に求められているのは、ヒューマンスキルであり、
「人間にしかできない仕事」をする人材です。
具体的には心の面で寄り添える管理職です。そう考えると、心理系の資格を今のうちに取っておいてもいいのではないでしょうか。そのほか、様々な事象を組み合わせて新しい物を生み出す「企画力」や「創造力」も今のうちに鍛えておくと鬼に金棒。
何が必要かはその時々で変わってくるので、時代にフィットするものを取り入れて、すぐに活用していけるような柔軟性のある管理職を目指すのもいいでしょう。
今日のまとめ
女性管理職に必須のマネジメント術!部下を伸ばす説教の仕方など
管理職といえば圧倒的に男性の数が多いですが、女性ならではのメリットも多いと思うんです。
やはり女性と男性では部下が受けるイメージもかなり違いますし、女性管理職に変わってからの方が職場の環境整備や部下に対するフォロー、対人面など「細かな点にも目が行き届くようになったな」と私は感じています。
そんな女性ならではの長所を活かしたマネジメント術を身に付ければ、あなたがいつ管理職になっても慌てることはないはず。
当記事を参考にあなたも身近な管理職から、良い所をたくさん学んでいただければと思います。
◉ なぜ管理職は部下を怒鳴りつけてはいけないのか?
・上司が部下を怒鳴りつける行為はパワハラになるから
◉ 女性管理職ならではの部下を伸ばす説教の仕方
・注意をした後は“部下の良い点”を必ずセットで伝えましょう。
◉ 女性管理職が男性部下に絶対に言ってはいけないNGワード
・容姿に関する言葉「デブ」「小さい」「細い」「薄い」「キモイ」
・他人と比べる言葉「〇〇さんはこうだったのに」「〇〇より覚えが悪い」
・プライドを傷つける言葉「こんな事も出来ないの」「情けない」「男なのに」
・褒めるつもりで逆効果な言葉「細い」「いい人」「かわいい」
◉ AIに仕事を取られる時代に求められるマネジメント手法
・心の面で寄り添える管理職になる
・「企画力」や「創造力」のあるマネジメント
・柔軟性のある管理職になる
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